糸が切れた凧の毎日

これまで散々世間に迷惑をかけてきたので、これからは世間に恩返しをする番だと思っています。 周りの人の心に火を灯し、少しでも元気になってもらえれば、私も元気になれます。

偶然に昔の同僚と会いました

近場の出張先で昔の同僚と会いました。

私より1歳年上の62歳です。

彼は、前職の会社で役職定年も迎え、役職無しで働いています。

定年退職は65歳です。

今は外回りが中心の仕事だそうです。

彼とは25年以上前から交流しています。

プロジェクトで一緒に仕事をしたことがあります。

気心が知れた仲で、実は私が現在働いている会社の身元保証人の1人になってくれました。

久しぶりに一緒にランチをしました。

彼は、役職定年を迎えたときに、甘んじて異動を受け入れ、外回りの仕事をしています。

私は、前職で役職定年を迎えたときに、内部監査室に異動になり、それが嫌で転職をしました。

久しぶりに会った彼は、あご髭を生やしており、髪の毛もあご髭も真っ白でした。

彼は、奥さんも他社の高い役職者で子どもはいません。

自宅は2つ持っています。

株で相当儲けていると聞きました。

働かなくても良いのでは?と聞きました。

退職してもやることがないから働いているとのことでした。

ただ自分に与えらえた仕事をこなしているだけのように思えました。

彼は同じ会社に大卒で勤め、40年以上勤務しています。

仕事は決して無理をせず、淡々と仕事をして部長になりました。

昔から仕事のやり方は変わっていません。

私は4回転職して5つ目の会社で勤務しています。

やりたい仕事を追求して、経営陣とぶつかりながらも働いてきました。

前職では部長でした。

人生は人と比較しても意味がないことを知っています。

彼は彼の生き方があります。

私は私の生き方があります。

62歳でのんびり働く彼と、61歳であくせく働く自分がいます。

過去は変えることはできません。

私は将来は不安です。

孤独な老後になるからです。

まずは、次の人生の転機である定年退職までの65歳までをどう生きるかです。

現在を精一杯生きるしかないと思っています。

精一杯生きた現在の積み重ねで未来を作るしかありません。

のんびりしたいと思います。

しかし、サボれない自分の几帳面な性格が邪魔をします。

損な性格だと自覚はしています。