「君は努力家だね」と言われました。30年前に一緒に仕事をしていた上司が、SNSに書き込んでくれました。40年前にも、バーを経営していた中学時代の同級生に、カウンター越しで言われました。周りの人には、私はそう見えているのでしょう。私は自覚したことは…
ご縁があって、友人が校長をしている高校から「学校評価委員」をお願いされ、少しだけ学校の運営に関わらせてもらっています。 最近よく話題に上がるのが、「少子化による学校の生き残り」について。実際、地方ではこの10年で15歳人口が約4割も減ると見込ま…
つくづく思う。体力と気力は、まるで表裏一体だ。体が動かなくなると、心も動かなくなる。疲れていると、机に向かっても、言葉がまるで浮かばない。「やろう」という気力が、まるで乾いた地面に水を注ぐように、すっと消えてしまう。 じゃあ、体力をつけよう…
人から必要とされること。それは、何よりも心が満たされる瞬間です。 最近、相談ごとや頼まれごとが増えてきました。昔の部下からの転職相談、かつての上司からの仕事の依頼など、どれも自分の利益になるわけではありません。むしろ時間や労力だけがかかるこ…
昨年度の会社の健康診断で、血液検査の結果「胃がんリスクが高い」と診断されました。自覚症状はまったくなかったのですが、保健室の看護師さんから「病院を受診してください」とメールで連絡をもらい、重い腰を上げて近所の胃腸科を受診しました。 診察の結…
歳を重ねるにつれて、気づくことがたくさんあります。 そのひとつが、「事実」と「現実」の違いです。事実とは、目の前で起こっている出来事。しかし、それ自体には意味がありません。現実とは、その事実に私たちがどんな意味を与えるかによって形づくられる…
友人が、地方の私立高校で校長を務めています。 近年、地方の人口減少は目に見えて進んでおり、多くの地域で県立高校が優位に立つ中、私立高校はその“滑り止め”という位置づけになりつつあります。結果として、私立高校への進学希望者は年々減少。厳しい生徒…
昨日、祖父母と両親のお墓がある故郷に行ってきました。 私の自宅がある茨城から故郷の静岡まで車で5時間かかりました。 ゴールデンウィークで高速道路が混んでいたからです。 故郷のお寺で用事を済ませた後、高校の同級生の家に泊まりました。 私の両親が住…
私はとうとう63歳になりました。20代の頃、63歳と言えば、まさに「爺さん」だと感じていました。しかし、いざ自分がその年齢になると、気持ちは決して爺さんの領域に達していないことに気づきます。 まだ電車のシルバーシートに座る気にはなりません。現在、…
先日、元部下の女性と久しぶりに会いました。彼女は今、34歳。ちょっと悩んでいる様子でした。 「若い社員が、どんどん辞めていっちゃうんです……」 彼女が就職活動をしていた頃は、「新卒で入った会社にできるだけ長く勤める」のが普通でした。文部科学省が…
久しぶりに出張で高崎に行ってきました。 仕事帰りに、元部下の34歳の女性と久しぶりに会いました。 彼女は地元の群馬の企業に転職して、社内結婚をして、子どもが2人います。 家も建てました。 とても優秀な方です。 食事をしながらこの数年の日々を聞きま…
人生で、これほどの覚悟を持って臨んだ研修はなかったかもしれません。社長直々の依頼で、部長・課長以上の管理職に向けた研修を任されました。テーマは、この会社の未来。 厳しい経営環境、今後の業界の縮小予測、他社の実例…。すべてエビデンスに基づき、…
先日、久しぶりに僧侶の友人に会いました。彼は20年ほど前、永平寺で本格的な修行を積んだ人です。その修行の話を聞くたびに、私はいつも驚かされます。現代の感覚からすれば、まさに「パワハラの極致」と言ってもいいほどの厳しさです。彼によれば、修行中…
久しぶりに、知り合いが運営していたホームページを訪れた。すると、そこはもう閉鎖されていた。知り合いとは、私が大学時代に家庭教師をしていたお宅のご主人だ。あれから40年も経つ。私が教えていたのは、中学3年生の長男。家庭教師の仕事の後、いつも夕食…
毎日があっという間に過ぎていく。 今月の初めに友人の会社で講演を行ったところ、「社員の意識が変わった」と好評をいただき、若手社員向けの研修を継続して実施することになった。さらに、別の会社からも研修の依頼があり、今週の火曜日に実施した研修も好…
最近、AIがものすごい勢いで進化しています。 AIとはArtificial Intelligenceの略で、日本語では「人工知能」と言います。私も仕事で活用していて、無料の機能だけでもかなり便利です。 アイデア出しや文章生成にはChatGPTを使っていましたが、最近はFeloを…
先週の水曜日に、知り合いの副社長から依頼されて、社員向けの研修をやりました。 自由参加でしたが50人の社員が参加してくれました。 第一部は講演で、第二部はグループディスカッションでした。 この会社は比較的安定した経営を続けていたのですが、昨今の…
中学の社会の教科書で習ったかもしれませんが、2月26日は2・26事件の日です。 1936年(昭和11年)2月26日に、陸軍の青年将校が首相官邸や警視庁などを襲撃したクーデター未遂事件が発生しました。 90年近く前の出来事なので、あまり関心がないかもしれません…
スターバックスでブログを書いています。 毎週日曜日は大掃除をして、家中を綺麗にします。 夕方4時頃に大掃除を終えると、車で買い物に出かけます。 1週間分の食料品を買い、服をクリーニングに出します。 買い物が終わると、スターバックスで一休みしま…
25年前、一緒に仕事をしていた業者さんが独立し、今では会社を経営している。当時の私は仕事に没頭し、夜中でも業務に取り組んでいた。彼もまた同じで、深夜に携帯電話でやり取りをしながら、納期に間に合わせるために懸命に働いた。彼は単なる取引先ではな…
年に何回か、高校時代の友人たちに頼まれて、故郷の静岡の高校で委員会に参加する。友人は、その高校の校長を務めている。私は現在、二つの高校の運営委員を拝命している。 昨日も、その委員会に出席した。冬のこの時期は、空気が澄み渡り、富士山が見事にそ…
20年来の友人と食事をした。 彼とは同い年で、共に62歳になる。 彼の会社の業績は厳しく、先行きが不透明だという。「来年には退職するかもしれない」彼はそう語った。 私たちには定年まであと3年ある。しかし、彼は早期退職を考えていた。 彼は昭和の男であ…
人事異動が発表されていました。 62歳の私は65歳までは異動することは無いと思います。 キャリアの浅い社員にとっては、人事異動は転職と同じくらいのインパクトがあります。 人によっては人生が大きく変わってしまいます。 これをチャンスと捉えるか? ピン…
17時から社外で打ち合わせ。 2時間ほど時間が空いてしまった。 早めに会社を出て、九段下のスターバックスでお茶をしました。 ここは昔からよく来ていました。 15時だというのにスターバックスは激混み。 19時頃は会社帰りで勉強をする人で混みます。 どうや…
片道1時間40分の遠距離通勤の電車の中では本を読むようにしている。 座れたときには、座席の暖かさで眠くなってしまう。 眠気と戦いながら読書をしている。 読書は人生の贅沢の一つだと思う。 人の経験や知識を共有できるというのは、自分の人生に活力をも…
大学入学共通テストのニュースを見ました。 受験は人生の大きな転機です。 還暦を過ぎた現在、過去を振り返ると、 学歴は免許証のようなものだと思います。 無くても生きてはいけるが、あったほうが便利です。 大卒でなければ入社できない企業もあります。 …
右手の指があかぎれになってしまった。 ひとつは親指の先、もう一つは人差し指の第二関節のあたり。 あかぎれになった記憶などないので、何十年ぶりの経験なのではないかと思う。 仕事でパソコンを使っているので、キーボードで親指を使うときには痛い。 小…
「これが髪を切る最後になります」 いきなり床屋さんに言われました。 何を言われたのか分からなくて、聞き返してしまいました。 34年前に故郷の静岡から茨城に引っ越して来て、住んだアパートのすぐそばにあった床屋さんです。 私が隣町に引っ越しても、車…
新年会が続いています。 信頼できる元部下との飲み会は参加したいと思います。 私は4回転職して5つの組織で仕事をしました。 それだけ同僚は多かったということになります。 しかし、会社を辞めてまで交流しようと思う同僚は5~6名です。 それだけサラリー…
有休取得のため本日は休んで、明日が仕事始めになります。 年末は、大掃除と買い物以外にやることがないので、自宅で仕事のデータ分析をやっていました。 顧客のアンケートを集計して、ニーズを捉えるために分析をしていました。 前職では当たり前のようにや…