糸が切れた凧の毎日

これまで散々世間に迷惑をかけてきたので、これからは世間に恩返しをする番だと思っています。 周りの人の心に火を灯し、少しでも元気になってもらえれば、私も元気になれます。

日々の生活の足るを知る

昨日、車の点検の日でした。
車は昨年の10月末に納車されました。
1年点検でした。
走行距離は約5000㎞でした。
すでに半年点検でオイル交換をしました。
点検パックに含まれているので、点検の料金は無料のはずです。
あまり走っていないので、オイル交換は不要と言われました。
車のディーラーはこれでは利益が出ません。
整備士さんはエアコンのフィルター交換やエアコンの洗浄などを勧めてきました。
サービス込みで約8000円かかると言われたので、お願いしました。

私は数年前、高校時代の後輩が話していたことを思い出しました。
彼はパナソニック白物家電を担当する技術者で、大学院を卒業してから技術に専念していました。
会社の業績が悪化し、57歳で早期退職を受け入れました。
幸運にも他の大手企業に転職できました。
日本の白物家電が売れなくなった理由は、不要な機能を追加して価格が上がったからだと言っていました。
私たちが使用するスマートフォンやパソコンを見ても、使用しない機能が多く搭載されています。
白物家電はすでに100%近く普及しています。
買い替え需要において、企業は利益を上げるためにより高性能な製品を販売しなければなりません。
現在の白物家電は私たちの生活に十分な機能を備えています。
日本の経済は成熟しています。
高度成長時代のように新製品が爆発的に売れる時代ではありません。
そのような時代に、余分なものを無理に販売しようとする企業は衰退するでしょう。
資本主義が「人間の欲望」に基づいていることは理解していますが、

日々の生活の「足るを知る」ことも必要です。