自分の運気が下がっていたときは、19歳と20歳で浪人をしながら新聞奨学生をやっていた時期ではないかと思います。
新聞販売店から与えらえた木造のボロボロのアパートに住んでいました。
日の当たらない4畳半で、古い流しが付いていました。
42年も前の話です。
トイレは共同、風呂は無し。
最初は予備校に通っていたのですが、慣れない一人暮らしで予備校にも行かなくなりました。
私の人生の見込みが甘かったのは確かです。
朝刊の配達が終わると、新聞販売店で朝食を食べ、アパートに戻る。
新聞を読みながら、気付いたら布団で寝ていました。
14時になると新聞販売店に行き、夕刊を配達していました。
部屋はゴミだらけ。読んだ新聞だらけでした。
足の踏み場も無かったです。
あの頃は、将来に漠然とした不安を抱えていました。
部屋の状態は、心の状態と似ています。
それから紆余曲折があり、61歳の現在に至っていますが、
今では毎週欠かさないことがあります。
それは、家の大掃除です。
木造一軒家4LDKで築34年です。
平日は、6時30分に家を出て、帰宅するのは20時過ぎです。
なかなか掃除ができません。
休日に、まとめて掃除をしています。
布団のシーツからカーペットからすべて洗濯をして干します。
家じゅう掃除機をかけています。
1週間分の服のアイロンかけもします。
5時間はかかります。
本日は、風呂場の大掃除をしました。
風呂の掃除を3週間くらいサボっていたので、カビが生えていました。
カビキラーを使って徹底的に掃除をしました。
排水溝の中もです。
トイレ掃除も徹底的にやります。
台所のコンロの周りも徹底的にやります。
家の中がきれいになると、心もすっきりします。
現在の苦境の中でも自分の精神が保っていられるのは、
この掃除のおかげではないかと思っています。
新聞奨学生のときのようになゴミ屋敷に住んでいたら、精神を病んでいたような気がします。
掃除は神事という話を聞いたことがあります。
これからも神事は続けていきます。