糸が切れた凧の毎日

これまで散々世間に迷惑をかけてきたので、これからは世間に恩返しをする番だと思っています。 周りの人の心に火を灯し、少しでも元気になってもらえれば、私も元気になれます。

相談なんか受ける資格はないが

このところ、私に相談したいという申し出があります。

自分の現状を考えると、逆に相談をしたいのですが。

来週は、私が面識の無い若手の男性社員からの申し出で相談を受けます。

私の元部下を通して話が来ました。

再来週は、前職の会社の社員で、一緒に仕事をしたことが無い年上の女性です。これも私の元部下を通して話が来ました。

相談なんか受ける資格はないのですが、

私のような人間でも、人を元気にできるのならば頑張ろうと思いました。

実は、相談を受けても正解などありません。

傾聴して、自己探索をさせて、自己決定を尊重するだけです。

 

還暦になるまでは、バリバリ仕事をしてきました。

成果を出すことに必死でした。

今から考えると、感じが悪い人間だったと思います。

役職定年を迎えて、他の企業に転職しました。

今は肩の力を抜いて、好きな仕事だけやっています。

周りの人に感謝をして、一生懸命仕事をするようにしています。

バリバリ仕事をしていた時代には考えられない幸運に恵まれるようになりました。

周りの人が助けてくれるのです。

今まで培った人脈が、思いもよらない結果をもたらしてくれました。

私の知り合いに相談したら、絶対にヘッドハンティングできない優秀な人材を採用することができました。

私の知り合いの何人かに相談したら、どれだけ努力してもできないであろう到達目標を、1日で達成することができました。奇跡だと言われました。

私は何もしていません。周りの人が成果を出してくれるのです。

1週間前に、私の前前職で親しくしていた人が他社の社長になることが決まり連絡が来ました。現在の会社の仕事が終わったら、うちの会社の役員に来てくれないかとの申し出でした。本当に嬉しかったです。

私は一生懸命やることしか能が無い人間であることは確かです。

61歳の男ができることは限られています。

利己よりも利他というのは本当です。

61歳で気付くことができました。

馬鹿な私です。