糸が切れた凧の毎日

これまで散々世間に迷惑をかけてきたので、これからは世間に恩返しをする番だと思っています。 周りの人の心に火を灯し、少しでも元気になってもらえれば、私も元気になれます。

人生に怒りは不必要かもしれない

還暦を過ぎて達観したのかもしれません。

仕事で嫌なことがあっても、怒りが薄らいでいます

何度注意しても、仕事の納期を守れない59歳の男性の部下がいます。

彼が部下になったときには、毎日怒りでいっぱいでした。

たまには別室に呼んで声を荒らげたこともありました。

2年経過しても治りませんでした。

あるグループの業務量が多くて、納期が守れない事態にもかかわらず、定時で帰ってしまう59歳の女性の部下がいます。

若手の社員が残業をしています。

そのため若手の社員が病気になってもその業務をカバーしようとしません。

監督職の職務を放棄しています。

そんな人達が私の部署には4人います。

その4人は悪気が無いのです。

能力が低いのです。

悪気があってやっているのならば治しようがあります。

悪気がないのですから改善点が見つかる訳ありません。

責任は全部上司である私です。

今から考えると、そんな人たちのために怒りがこみ上げてきたことが馬鹿らしくなってしまいました。

還暦になって人を変えることができないことを痛感しました。

変えられるのは自分だけです。

自分の考え方だけなのです。

私の目の前に起こっていることは何の意味もありません。

ただの事実です。

そこに「意味づけ」をするのが私なのです。

だから意味付けを変えれば怒ることもありません。

もっと若いうちにこのことに気付けば良かったです。