糸が切れた凧の毎日

これまで散々世間に迷惑をかけてきたので、これからは世間に恩返しをする番だと思っています。 周りの人の心に火を灯し、少しでも元気になってもらえれば、私も元気になれます。

故郷の若者のために頑張る

友人の県立高校の校長が3月に定年退職をします。

その高校の学校連絡協議会の委員を拝命していたのですが、友人が退職するのならば私も辞任しようと思っていました。

友人からこの先も委員として残ってくれないか?と頼まれました。

友人が定年退職をする最後の年に、大掛かりな学校改革を進めたいと言っていました。

それを意気に感じて賛同しました。

手当も辞退しました。

金の問題ではありません。

友人の心意気に共感できたからです。

友人の花道を飾りたかったからです。

私はこの1年間かなりアドバイスしました。

私の得意な広報の分野についてはかなり深く入り込みました。

高校の先生方にも助言をさせていただきました。

かなり学校改革は進みました。

伝統にあぐらをかいていたので新しい風を吹かせたと思います。

友人がその高校の校長として勤務できたのは2年間でした。

2年間でできることは限られています。

友人は志半ばで去ることになるそうです。

若手にその高校の将来を託すとのことです。

若手の志の高い教員の面倒を見てくれないか?と頼まれました。

私も故郷を離れてだいぶ経ちます。

故郷に恩返しができていません。

若手の志の高い教員でチームを編成するのでアドバイスをしてやって欲しい。

その若手のリーダーの教員から私にメールが届きました。

とても意欲に満ちた教員でした。

還暦を迎えた私としては、若い教員から元気をもらうことができます。

もう1年間だけ続けることにしました。

定年退職した友人も他の私立高校の校長になることが決まっているらしいです。

その高校の学校改革の手伝いもして欲しいと言われました。

今やオンラインでも会議ができます。

ボランティアでも故郷に貢献できるというのは励みにもなります。

人から必要とされることは生きる原動力になります。

若い人から元気をもらえるような気がします。

還暦過ぎた老体に鞭打って頑張ろうと思いました。

こんな風来坊な私でも、故郷の役に立てることは嬉しいです。