若い方々にお伝えしたいことがあります。
組織の中で上を目指す人へのアドバイスです。
成果だけを評価する組織で働いている人には関係のない話かもしれません。
私は、50歳頃までは感情の起伏が激しかったです。
そして、その感情を出していました。
シャカリキになって仕事をしていました。
出世をしたいという気持ちもありました。
しかし、それ以上に仕事に対して真面目に取り組んでいました。
仕事の成果に一喜一憂していました。
客観的に見たら、私は仕事ができる社員と思われていたかもしれません。
還暦を迎えた今振り返ると、
仕事の成果よりも人柄が評価されて昇格するのだと思います。
事実、私の会社ではそうですから。
短期は損気です。
組織の上位の役職は、敵を作らない人ばかりです。
敵を作る人ばかりでは組織がまとまらないですからね。
シャカリキになって仕事をした結果、
私が53歳のときに48歳の妻が家を出ていきました。
そしてその2ヶ月後に私は脳梗塞で入院しました。
それからは家族のことを考えるようになりました。
組織の上を目指すのは悪いことではありません。
しかし、管理職になったら、仕事の成果よりも人柄が評価されます。
部署の売上を上げることも大事ですが、部署の社員が働きがいがある雰囲気を作ることが大事です。
周りの人から良い人と言われるようになってもらいたいです。