久しぶりに新橋で飲み会があった。
50歳代半ばの部下の女性と飲んだ。
この方は10年前に同じ部署で働き、2回異動してまた同じ部署になった。
彼女は、お菓子やパン作りが好きで、ABCクッキングに毎週通っている。
料理がストレス発散の手段のようである。
たびたび作ったお菓子やパンを職場に差し入れてくれるので、そのお礼に飲みに誘った。
材料代や手間を考えたら、1回飲みに行くくらいでは済まされない。
美味しいおでん屋さんを知っているのでそこに入った。
飲んだと言っても脳梗塞で入院した後はアルコールを飲めないので、ノンアルコールビールで乾杯をした。
新橋のSL広場に続く飲み屋を覗くと、どこもお客さんが3分の1しか埋まっていない。
新型コロナウイルスの感染者数がこれだけ多いと、さすがに飲み会も開けないのだと思う。
サラリーマンの聖地である新橋もだいぶ変わってしまった。
新型コロナウイルス禍の前は、新橋にも飲みに行った。
だいたい職場の愚痴や上司や同僚の陰口で何時間も潰した。
こんな飲み会は、一時はストレス発散ができるが、後味が悪い。
人間の脳は、愚痴や陰口の主語を把握しないそうである。
毒を吐くとはよく言ったものである。
吐いた毒を自分に浴びせているようなものである。
今から振り返ると、ストレス発散どころかストレス増長している飲み会であった。
これまで莫大な無意味な時間を費やしてしまった。
本当に後悔している。
最近、決めていることがある。
飲み会では、愚痴や陰口などのマイナス言葉を言わないこと。
最大2時間で終わること。
プラス言葉を言っていると、明日への活力になる。
実は、明日も上野で高校の後輩との飲み会がある。
後輩の転職祝いである。
おめでたい飲み会は有意義な飲み会である。
今後は有意義な飲み会だけ参加しよう。