このところまったく使っていない固定電話。
生きていく固定費を下げていくには、固定電話を手放したい。
固定電話はインターネットやケーブルテレビとセットで加入しているので、固定電話だけを手放すことができるかどうかは業者さんに聞いてみないと分からない。
スマホが一人一台の時代に、固定電話を利用することなどない。
自分専用の固定電話を持ったのは大学生のとき。
電話債券などを購入したのを覚えている。
だいぶ高いお金を払った覚えがある。
あの電話債券はどこにいったのだろう。
大学生のときには毎日アルバイトに精を出していたので、かなり羽振りは良かった。
家庭教師を掛け持ちしていたので、固定電話は必需品であった。
当時は携帯電話などなかった。
ほとんど自分の部屋にはいなかったので、当時高かった留守番電話を付けた。
ゼミの先生に贅沢だと叱られた覚えがある。
先生の大学生の頃は、下宿の大家さんの電話を使わせてもらっていたと昔話を聞かされた。
当時は、公衆電話から自宅の留守番電話の留守録を聞いた。
待ち合わせに突然の遅刻をするときなどの連絡手段として便利であった。
留守番電話の応答のバックにオシャレな音楽を流すのが流行っていた。
私はエリック・サティの曲を使っていた。
固定電話にはいろいろな思い出がある。
書けばきりがない。
まったく使われなくなった固定電話。
最近は、連絡先の電話番号を書くときには、携帯の電話番号を書くことにしている。
固定電話の電話番号すら使われなくなっている。
使わないものを家に置いておくのももったいない。
基本料金がかかる。
断捨離をする時期に来ているのかもしれない。