入社3年目になる女性の部下にプレゼンテーションを任せています。
私が昨年度から異動して上司になりました。
顧客へのプレゼンテーションを彼女に任せてみることにしました。
新人は3年で異動になるルールがあるので、私が上司のうちに、彼女にはチャンスを数多く与えたいと思っています。
プレゼンテーションの評価の基準は2つです。
①集客数と②アンケートの満足度です。
1人でも多くのお客様を集めて、1人でも多くのお客様に満足してもらうことです。
彼女は慶應義塾大学法学部卒で、知識の吸収はとても早いです。
本を与えれば必ず一晩で読んできます。
速読の力があり、インプットの量が多いです。
だからこそアウトプットの機会を増やせば成長できると思います。
これからもプレゼンテーションを数多く経験したいと言ってきました。
こういう若手は絶対に成長します。
成長して転職してしまいますが、それがZ世代の特徴です。
会社にしがみつかない生き方です。
組織とは人を育てる場所だと私は思っています。
社員の成長が会社の成長になります。
それとは反対に、40~50歳代の女性の社員にチャンスを与えたいので、プレゼンテーションを任せたら、
「私には絶対に無理です」「業務命令ならばやりたくないけどやります」
と言います。
会社には2種類の社員がいます。
①試練をチャンスと捉えて楽しんでチャレンジする人
②とにかくサボることだけを考え、試練を避けてきた人
今までの企業は②の社員が大半を占めていたのではないでしょうか?
②の人は年齢が上がっても昇格をしていないのでとても扱いにくい社員となってしまいます。
特に女性は、年上に気を使うので、役職が付かない年配の女性社員に頭を押さえられてしまっています。
各部署に必ず1人は役職が付かない50歳代の女性社員がいます。
人事異動は、その方々をたらい回しにするババ抜き人事になっています。
数年前までは、会社にも余裕があったので、その方々も会社に居ることができたのですが、厳しい現在は、リストラが必要になってきました。
会社が人生を保障しない時代になっています。
自分の能力が社外でも通用するかを常に確認していかなければならない時代です。
私も自分の能力をアップデートしなければと自戒しています。
もうちょっと社会で頑張るには、還暦の私も、まだまだ変化の激しい社会に適応する力を身に付ける必要があります。