糸が切れた凧の毎日

これまで散々世間に迷惑をかけてきたので、これからは世間に恩返しをする番だと思っています。 周りの人の心に火を灯し、少しでも元気になってもらえれば、私も元気になれます。

怒涛の年度始めでした

4月1日から怒涛の日々が続いていました。

やるべきことは数多くあります。

職場のメンバーも変わり、不慣れな社員が多い中で、何とか仕事が回っています。

最近の若手は定時になると帰ってしまいます。

周りに忙しい社員がいても気に留めることはありません。

個人主義的な人が多くなりました。

少しは周りに気を遣うように言っても、理解ができないようです。

私もあと3週間ほどで還暦になります。

体力的にも遅くまで残業が続くのが辛くなりました。

不慣れな社員の仕事の精度が低いのでそれを確認しなければなりません。

仕事の精度が低いというよりは、元々やる気がない社員もいます。

その尻拭いをしなければならないです。

管理職としての責任があります

だから退勤するのが一番遅くなります。

毎日20時過ぎに退勤して、帰宅するのは22時を過ぎます。

役職定年まであと1年を切りました。

役職が無くなることへの恐怖と、やり遂げなければならない責任感が入り混じって不思議な感覚で仕事をしています。

自分は仕事が好きなのだと思います。

実は若い頃から給与明細を見たことがありませんでした。

妻に封を開けずに渡していました。

子どもが小さいときには、マイホームを建てるとか、子どもを大学まで行かせる教育費を稼ぐなどの仕事をする大義がありました。

今は仕事をする大義がありません。

惰性で仕事をしている気がします。

別居している妻に毎月10万円を送っています。

その金を稼ぐために働いているのかもしれません。

書いているうちに虚しくなってきました。

一生懸命に働いているときには忘れていますが、ふと自分の置かれた立場を考えると将来への不安しかありません。

今は別居している妻と長男とは音信不通です。

同居している次男が自立したら、私は独りになります。

還暦の年になって気づきましたが、帰る家があって、楽しく会話ができる家族がいることが一番幸せだと思います。

もっと早く気づけば良かったと後悔しています。