糸が切れた凧の毎日

これまで散々世間に迷惑をかけてきたので、これからは世間に恩返しをする番だと思っています。 周りの人の心に火を灯し、少しでも元気になってもらえれば、私も元気になれます。

手書きの手紙が一番嬉しい

私の部署に、半年前に優秀な派遣さんが来ました。

52歳の女性です。

見た目は40歳くらいに見えます。

とても気遣いができる方で、周りの正社員にも好かれていました。

いつも期待以上の仕事の成果を出してくれます。

彼女は3月末で契約が切れるので、優秀な人材は確保すべきだと思い、他の部署が嘱託社員を募集していたので、私が推薦しました。

彼女の職務経歴書を添削したり、面接練習をしました。

簿記の専門学校卒でしたが、テレビ局や家電量販店や公益法人での仕事の経験があり、仕事ができる理由が納得できました。

2人のお子さんの母親なのですが、2人とも超進学校を卒業して、海外の大学で学んでいます。

何人か応募者がいたのですが、優秀なので採用されました。

本日彼女の最終出勤日でした。

彼女が帰り際に私のところに来て挨拶をしました。

手土産ともに手紙が入っていました。

とても綺麗な字で、感謝の気持ちが書かれていました。

正直言って、この時期は、異動や退職の時期なので、様々な物が交わされます。

物は慣れてしまってあまり感激はありません。

しかし、手書きの手紙はとても嬉しいです。

綺麗な字で、丁寧に書かれた手紙には想いがこもっています。

できる女性は違うと感心しました。

私は退職する方々に品を渡す際には、必ず一筆書いて添えるようにしています。

どんな高価な品物よりも、感謝の手紙をもらえることが一番嬉しいと思います。