糸が切れた凧の毎日

これまで散々世間に迷惑をかけてきたので、これからは世間に恩返しをする番だと思っています。 周りの人の心に火を灯し、少しでも元気になってもらえれば、私も元気になれます。

昔の部下からの嬉しい連絡

部下の育成には力を入れてきました。

会社が成長するためには、社員が成長することが必要だからです。

すでに会社は、終身雇用・年功序列ではありません。

キャリアコンサルタントの観点からすれば、キャリアは「ハシゴ」から「ジャングルジム」に変わっています。

会社を信じて、1つのハシゴを昇り続けても、40歳を過ぎたらハシゴを外されます。

有名企業が早期退職を募集しているのはその証拠です。

現在は、ジャングルジムです。

上にも横にも斜めにも動くことができます。

キャリアに対しての私の考えは、1つの会社にしがみつかないこと。

会社にしがみつこうとする社員は、必ず会社のお荷物になるからです。

仕事の成果を出すことよりも、社内政治に時間とエネルギーを注ぎ、チームが非効率な働き方になるからです。

今の職場で必死に働き、自分を成長させる。

そう部下には言ってきました。

成長する方法も教えてきました。

成長した結果、自分の待遇に不満ならば転職すべきだと思っています。

労働市場での自分の価値を高めることが必要です。

私自身も3回転職しています。

31歳の女性の元部下から、会いたいとの連絡がありました。

転職が決まったという知らせでした。

大手の専門商社に転職が決まったとのことです。

6年以上も顔を合わせていなかったのに「なぜ?」と思いました。

以前、一緒に働いていたときに、私から言われた言葉が、心の支えになったとのことでした。

私は、彼女に言った言葉を覚えていないのですが、彼女の心の支えになったというのはとても嬉しかったです。

言葉には言霊というものがあります。

言葉が、人を幸せにも不幸にもできます。

普段、何気なく発している言葉が、他人を傷つけているかもしれません。

これまで以上に、発する言葉に注意をしようと再認識しました。