親父が死んだのが70歳。
心筋梗塞で突然亡くなった。
背中が痛いと1人で病院に行き、そのまま亡くなった。
私は今年で還暦になる。
親父が死んだ歳まで、あと10年間。
私の人生は何だったんだろうと思うと、仕事しかしてこなかった。
仕事というより生活するために金を稼ぐことで必死であった。
故郷の実家の家族関係は悪かった。
3交代の工場勤務の親父と事務のパートのお袋は性格がまったく違っていた。
両親はほとんど会話をしていなかった。
実家にいるのが嫌で、家を飛び出した。
それっきり実家にはほとんど帰っていない。
結婚の報告で実家に行ったのが最後であった。
自分が家庭を持ったが、妻は家を出ていった。
離婚はしていないが別居が7年間続いている。
離婚調停では、私が息子2人の面倒を見ているということで、離婚はせずに、妻に毎月10万円を送金することになった。
高機能自閉の長男は大学卒業後就職して、家を出ていった。
今は25歳の次男との2人暮らしである。
次男は中1から引きこもりであったが、妻が別居したときから、私がいろいろな施設に連れて行って、何とか引きこもりから脱することができた。
ある施設から就職するには精神障害手帳を持ったほうが良いとアドバイスをもらい、次男は精神障害手帳を取得した。
私は今でもこれは便宜上のことであって、次男は精神障害ではないのではないかと思っている。
次男は現在は、近所の総合病院で障害者雇用でパートで週3回の事務仕事をしている。
仕事しかしてこなかった私は、役職定年まであと1年間、定年退職まであと6年間ある。
これ以上、頑張っても出世をすることはない。
サラリーマン人生の最後がヒラで会社のお荷物で5年間過ごすことは、屈辱に近いものがある。
こんな人生で良いのかと思う自分がいる。
趣味として、いくつかのことと、海外を含めた旅行などは何回かしたが、満足できるものはない。
実家とも絶縁している。
次男以外の家族とも断絶している。
私は、もともと家族に愛情を感じないタイプの人間なのかもしれない。
孤独死も覚悟しなければならない。
人生の最後の時間くらい仕事以外の自分のやりたいことをやったほうが、人生に悔いが残らないとは思う。
あとは経済的な心配である。
これからはお金の計算もしなければならない。
私は長男なので故郷の静岡には墓があるが、その墓に入る資格はないと思っている。
近所に自分の墓を用意する必要がある。
少しでも死ぬ瞬間に良かったと思えることを今から積み重ねるようにしよう。
※すみません。頭に浮かんだことを支離滅裂に書いてしまいました。