糸が切れた凧の毎日

これまで散々世間に迷惑をかけてきたので、これからは世間に恩返しをする番だと思っています。 周りの人の心に火を灯し、少しでも元気になってもらえれば、私も元気になれます。

人生のラストスパート

自分の人生を振り返ると約12年周期で転機が訪れるような気がしている。

高校卒業と同時に実家を飛び出し、新聞配達で2年間、塾の講師で1年間働き、3浪して大学に入学したのが22歳。

それから12年後の34歳で、転職2回目の会社に入社が決まる。

それから12年後の46歳で、転職3回目の会社に入社する。

そして、その12年後の58歳が現在である。

人生が転機の年である。

現在の仕事の業界に入って24年目となる。

そろそろ違う仕事もしたいとも思っているのも確かだが、58歳の年齢で新しいことに挑戦するのも気持ちが追いついていかないことも確かである。

5年前に軽い脳梗塞になったことも影響している。

気持ちが弱くなってしまった。

次の転機は、12年後の70歳になる。

70歳は親父が心筋梗塞で突然死した年齢。

俺もそのくらいの年齢で、死ぬのかもしれない。

となると、これからの12年間が人生のラストスパートとなる。

58歳にもなると、出世欲とか名誉欲とか金銭欲が薄れている。

50歳になるまではすべてを犠牲にして我武者羅に働いてきた。

気がついたら家族が離散し、次男と暮らしている。

幸いにもマイホームはある。

ローンはまったくない。

少しだけ貯金はある。

現在は、周りの人が平和に生きてくれればそれで良いとも思えるようになっている。

人生を後悔しても仕方がない。

58歳の転機で何をするか?

今のままで役職定年と定年退職を迎えるのも悪くはない。

しかし、人生のラストスパートで、後悔しない時間を過ごしたい。

人生の残りの12年間。

気がついたら故郷を遠く離れて暮らしている。

糸が切れた凧のように、風にのってさまよって、今まで生きてきた。

最後の12年間は、社会に恩返しをする期間でありたい。