糸が切れた凧の毎日

これまで散々世間に迷惑をかけてきたので、これからは世間に恩返しをする番だと思っています。 周りの人の心に火を灯し、少しでも元気になってもらえれば、私も元気になれます。

次男が退職する決心がついたようです・・・

次男が働いている会社は、障害者施設の代表が昨年作った会社です。

次男は、その代表が作ったいくつかの会社の事務を任されています。

事務といっても経理から採用まで何から何まで1人で担当しているそうです。

次男は4月に入社して、この3カ月間必死に勉強していました。

自腹で本を買って独学です。

勉強して実務をしているうちにいろいろなことに気付いたそうです。

会社の勤務規定がまったくない。

給与が最低賃金を下回っている。

7時過ぎから20時過ぎまで時間外勤務をしているのに、手当がまったくない。

社員がすべて障害者施設に入所していた人で、全員休職扱いになっている。

休職から復帰したことにして、行政からの補助金をもらっている。

次男は、会社から運転免許を取得することを言われているが、精神障害であることを隠すことを強要されている。

心療内科で薬をもらっていることも隠すように言われている。

次男も良心に苛まされて、通院している精神科医に相談したら、その会社の社員から同様の相談を受けているそうである。

次男から話を聞いていると、障害者を利用した補助金ビジネスであることが分かりました。

次男も入社する前からうすうす気づいていたそうですが、代表から「お前のようなやつが社会で働ける場所などないんだ!」と言われて、入社を断れなかったそうです。

これまでも辞めた社員が、社会福祉協議会や弁護士に相談していたらしく、次男も明日、社会福祉協議会の職員と面談し、弁護士とも面談することになりました。

次男がやっと就職できたと思った矢先に、こんなことになってしまいました。

次男は、社会勉強になったと言っています。

社会福祉協議会の職員の繋がりで、就職の新しい方向性を見つけることができるように期待をしています。

私の人生も山あり谷あり。次男の人生も山あり谷ありです。