昨晩は、仕事で20年来の知り合い2人と食事をしました。
30歳代の頃から知っています。
1人は、誰もが知る大手企業を退職して起業し、広告代理店を経営している53歳の男性社長。
もう1人は、勤務していた広告代理店が倒産し、今は大手広告代理店に勤務している52歳の女性社員。
この5カ月間は、新型コロナウイルス禍の影響で、社外の人と会食をする機会がほとんどありませんでした。
久しぶりに社外の人との会食です。
会社の待遇の話が出ました。
大手企業は役職定年が55歳くらいです。
給与のピークもそのくらいの年齢です。
会社によっては役職定年を迎えると給与が半分近くになる場合もあります。
自分が育てた若手の社員が上司になり、その部下に使われる。
定年が65歳になって、10年間くらいは屈辱の期間になるわけです。
運良く私の会社は職位定年が60歳で、定年が65歳です。
給与は下がることがありません。
本当に恵まれています。
大手企業では私と同じ58歳で役員になれなかった人は、居場所がなくて辛い思いをしていると思います。
私は職位定年まであと2年間半あります。
たかが肩書、されど肩書です。
肩書があるうちに、やりたい仕事をやり遂げたいと思う毎日です。
家族が離散してしまった今は、私には仕事と次男を自立させることしか残っていないのです。
自分が死ぬときには、できるだけ後悔しないようにしたいと思っています。