糸が切れた凧の毎日

これまで散々世間に迷惑をかけてきたので、これからは世間に恩返しをする番だと思っています。 周りの人の心に火を灯し、少しでも元気になってもらえれば、私も元気になれます。

補助金目的の障害者ビジネスの恐ろしさ

噂には聞いたことがあったが障害者就労施設の補助金の不正受給。

こんなにひどいとは思わなかった。

次男が2年間障害者就労施設に通所し、その代表が経営する会社に4月に就職した。

次男が経理を担当していた。

次男は通所しているときに、日商簿記2級と3級、MOSや電卓の資格を取得した。

ほとんど独学でやっていた。

就職してからも自腹で本を購入したり、インターネットで調べて勉強をしていた。

4月から仕事を始めて、自分で学んだ通りに書類を作成すると、上司に修正される。

明らかに不正な書類作成させられていたそうだ。

金の流れがわかるうちに次男もいろいろな不正に気付いた。

障害者就労施設に通所している人数が不正に水増しをしている。

いない人が人数に入れられている。

会社の社員が施設に通所していた人で、全員が休職扱い。

実際に働かせているのに、行政には休職している申請をして、社会復帰をさせる名目で補助金を受給している。

すべての会社の売上が行政の補助金のみだった。

障害者を恫喝し、逃げられないようにして、働かせている。

次男も、2つの会社の社員として登録されていた。

しかも休職扱い。

仕事で使う備品もすべて社員が自腹で購入している。

多くの社員がすぐに退職しているそうだ。

何人かが近所の心療内科で話をして、社会福祉協議会にも悪事が伝わっているそうである。

次男は、社会福祉協議会の職員に相談をして、行政から弁護士を無料で紹介されて話をしたそうである。

弁護士も呆れるほどの会社である。

福祉を隠れ蓑にして、補助金を搾取する組織である。

障害者雇用ということで行政も手が出せないそうである。

役所の職員とその会社の代表がグルなのかもしれない。

さすがに次男も2ヶ月間で良心に苛まされて退職願いを提出した。

退職願いを受け取ってもらえなかった。

8月末まで辞めるなと恫喝されたそうである。

どうやらそこまで働かないと補助金が出ないそうだ。

次男は、その会社から派遣されて障害者施設で、簿記を教えている。

明日からは、その仕事だけで1日2000円の給与とされたそうである。

7月末であと3人の社員が辞めるそうである。

障害者福祉というのは、世間の闇の部分ではあるが、行政が悪事を把握していながら見て見ぬ振りをしているのはいかがなものかとは思う。

次男の人生が良い方向に進んだと思ったら、振り出しに戻ってしまった。

また0からやり直そう。