昨日の新型コロナワクチン接種で、腕は痛いし、体が怠いです。
それでも出勤しました。
なぜならば、9月1日から勤務する派遣社員の面接があるからです。
その方は現在違う会社で働いているので、早く採用の可否を決めねば、9月1日からの勤務に間に合わない。
子会社が派遣業務をやっていて、私の元部下の女性が派遣業務のマネージャーだったので、良い人材を紹介してくれました。
即採用を出しました。
それから、我慢して仕事を続けていました。
帰り際に、「昨日、ワクチンを射ったから今日は辛かった」とボソッと、部下の女性に言ったら驚かれました。
「プロですね。顔色1つ変えずに仕事をしていましたね」
彼女は30歳代半ばの女性です。
2人の子どもがいる主婦です。
新卒で入社しました。
私からすれば当たり前のことなのにと思いました。
私は、「仕事は目に見える成果を出すもの」と信じて働いてきました。
私生活を多少犠牲にしても、仕事を優先してきました。
社会の不条理なことにも我慢してきました。
最近の若者が心配なのは、自分が気に入らないことに対して、すぐにハラスメントだと言うことです。
仕事をサボっている社員に、仕事をするように注意をしてもハラスメントと人事課に訴えます。
嫌なことを平気で避けています。
これでは成長がない。
このところ有名企業からの中途採用の社員が増えてきました。
厳しい環境で鍛えられているので、とても優秀です。
ぬるま湯で働いてきたプロパーの社員は成長していません。
管理職は中途採用で占めています。
私もその1人です。
これから人口減少がますます進み、日本の市場は衰退します。
既存の企業の衰退が進みます。
会社の経営が厳しくなったときに、成果を出せない社員は間違いなくリストラされます。
私の世代は逃げ切り世代ですが、30歳代、40歳代の社員は逃げ切れません。
中途採用を募集すると、40歳代の有名企業の社員が何百人も応募してきます。
有名企業では、役員になれそうもない45歳くらいの社員は、子会社や関連会社に出向させます。
それが嫌な人々が中途採用で応募してきます。
テレビで宣伝をやっている有名企業の社員ばかりです。
世代間の働く価値観の違いは仕方がないですが、その価値観では会社のお荷物になっていることを実感してもらいたいです。
会社というのは、利益を生み続けなければなりません。
金儲けができる社員が会社にとって必要な社員であることは間違いないです。
日本が衰退しているのは、日本人の仕事に対する意識が低くなってしまったことに起因するのではないかと思う今日この頃です。