糸が切れた凧の毎日

これまで散々世間に迷惑をかけてきたので、これからは世間に恩返しをする番だと思っています。 周りの人の心に火を灯し、少しでも元気になってもらえれば、私も元気になれます。

たかが年賀状、されど年賀状

年賀状を出し始めたのは中学1年生のときだと覚えています。

その際には、手書きの龍の絵を一生懸命書いたのを覚えています。

出来栄えが良い絵は好きな女子に、そうでない絵は男子に送ったことを覚えています。

来年の年賀状は辰年ですから、あれから干支が4周(48年間)回ったことになります。

今年も年賀状を出すか出さまいか迷ったあげく、出すことにしました。

年賀状を出す人の中には30年以上会っていない中学や高校の同級生もいます。

普段は連絡することもない年賀状だけの交流です。

今後も会うことがないであろう故郷の友人です。

来年から郵便料金がかなり上がるようです。

経済的に考えたら無駄なことをしているかもしれません。

年賀状を作成する時間と労力を考えたらもっと無駄なことをしています。

しかし、年賀状1枚でも旧友と繋がっていることを考えたらお金の問題ではないかもしれません。

心の問題です。

還暦を過ぎて、死を意識する年齢になりました。

年賀状で繋がっていれば、旧友が亡くなったときには、家族が知らせてくれるかもしれません。

そのときに、少しでも旧友の死を悼むことができれば、旧友に対して少しでも恩返しができます。

旧友と共に過ごした思い出は貴重です。

年賀状を出さないことは自分の思い出を切るような思いもあります。

そう考えると、たかが年賀状、されど年賀状です。

年賀状には必ず一言添えるようにしています。

一言でも相手が元気になる言葉を添えようと思います。