コロナ禍の前にSNSで中学の同級生と繋がり、40年ぶりくらいで小さな同窓会に出席したことがある。
そのときにLINEのグループに入り、たまに同窓会のお知らせが来る。
故郷を遠く離れて40年以上の年月が経過している。
40年ぶりの同窓会に出たときにはドキドキした。
俺のことを覚えているのだろうか?
そんな心配をよそに40年前に戻っていた。
誰もが紆余曲折の人生を歩んでいる。
口には出さないが、顔にそれが現れている。
あえてそれを聞くこともない。
コロナ禍で同窓会が中断した。
今年でみんな61歳である。
会社を定年退職している人もいる。
自分の人生に「意味づけ」をする時期に来ている。
人生のセカンドステージを歩むにせよ、ファーストステージに意味づけをすることも必要かもしれない。
それを踏まえて、セカンドステージの目標を決めていく。
1週間のお盆休みがあった。
家の大掃除などはやったが、それ以外はやることもない。
俺には仕事しかないことがよく分かった。
定年退職したときには、やることがなくてボケてしまうかもしれない。
そんなときに、ふと故郷の同級生にいろいろと聞いてみたい。
みんなの人生はどうだったのか?
これからどう生きていくのか?
故郷を離れてからの友人は仕事の利害関係だけである。
仕事を辞めたら関係も消滅する。
幼馴染と会って話をしたい。
ふと、そう思うことがある。