友人の県立高校の校長から依頼されて、学校運営協議会の委員を拝命しています。
県の教員委員会から任命を受けています。
友人は定年退職をして、私立高校の校長になりました。
今年度の第1回の学校運営協議会が開催されたので参加しました。
昨今問題となっているオープンAIのchatGPTの話題が出ました。
どうやら高校生が宿題をchatGPTを使ってやっているようです。
英作文の課題で、高校生が使わない英単語を使った解答があり、英語の教員が気づいたようです。
最近のニュースでは、大学4年生の就活生が、chatGPTを使って企業に提出するエントリーシートの文章作成をしているそうです。
実際に2割の就活生が、chatGPTを使って文章を書いて、企業に提出したとのことです。
昨今、教員の働き方改革が進められています。
激務で薄給の教員は、成り手がいなくて困っています。
東京都の小学校の教員採用試験の採用倍率は2倍を切っているそうです。
教員の質の低下が甚だしいです。
高校教員は、受験シーズンの生徒の調査書の作成が大きな負担になっています。
担任の所見を書くことに膨大な時間をかけています。
学校推薦型選抜の校長の推薦書も大きな負担です。
教員も力を入れざるを得ないです。
教え子の大学受験の合否がかかっているのですから。
そんな文章はchatGPTで書けば良いのです。
合否は大きく影響しないのですから。
そんな形式的な仕事が多すぎです。
これから生徒に渡す通知表も紙を廃止してWEBになれば良いのです。
生徒や保護者は、生徒の成績をスマホで見る時代になります。
最近では、大学受験のWEB出願が普及しています。
自宅のパソコンで出願して、受験料もネットで振込をする。
試験だけは会場で受験しますが、合否発表も入学手続もWEBで済ます時代です。
本日、自分も登録をして、chatGPTを使ってみました。
これは使いようによっては業務を効率化できると確信しました。
高校教員の話を聞いていると本当に頭が下がります。
朝早くから出勤して、授業をやって、部活の指導をやり、授業準備や事務仕事をやると、帰宅するのが22時を過ぎるそうです。
教員の業務負担を軽くするにはAIを使うしかないと思いました。