糸が切れた凧の毎日

これまで散々世間に迷惑をかけてきたので、これからは世間に恩返しをする番だと思っています。 周りの人の心に火を灯し、少しでも元気になってもらえれば、私も元気になれます。

位牌を取りに行きました

静岡県の高校の校長をやっている親友の依頼を受けて郷里に出張しました。

高校の先生への講演です。

親友の依頼の目的の通り、資料を作成して、講演をしました。

副校長からはお褒めの言葉をいただきました。

この高校には高校時代の同級生が3人も教員をやっています。

校長以外に2人もいます。

その1人と42年振りに話をすることができました。

今回は泊まりではありませんでした。

車で早朝に自宅を出て、深夜に自宅に戻りました。

実は、何年も前から気になっていることがありました。

それは、郷里に住む叔母が、私の祖母と父の位牌を持っていることです。

私の父は長男です。

私も長男です。

叔母は父の妹です。

父が亡くなったときに、母が父の位牌の受け取りを拒否しました。

常識では考えられないのですが、それが私の母なのです。

私は母とは音信不通です。

そこで仕方がなく叔母が持っているとのことでした。

叔母が位牌を私に引き取って欲しいと数年前から言われていたのですが、

新型コロナウイルス禍で会うことができませんでした。

今回久しぶりに郷里に行くことができたので、久しぶりに墓参りをしました。

戦争中に亡くなった祖父と、平成の時代に亡くなった祖母と父の入る墓です。

そこで墓に異変を感じました。

お寺がまとめて供養しているのでしょう。

他の墓には花が手向けてあったのに、うちの墓だけに供養の花がないのです。

ひょっとして、母がお寺に付け届けをしていないのでしょう。

胸騒ぎがしたので、叔母に電話をして、位牌を取りに行くことにしました。

叔母と会ったのは恐らく10年振りくらいです。

叔母さんが罹患すると迷惑がかかるので、話は5分間くらいで済ませました。

墓の相談もしました。

叔母は永代供養は何十万円もかかるので、定期的に付け届けを送れば良いと言っていました。

しかし、私は遠く離れた郷里に帰る予定はないので、永代供養も考えています。

お寺に迷惑をかけている状態ならば、お寺に相談して永代供養をお願いしたいと思います。

これば私が長男としての最後の務めだと思います。

郷里のお墓は永代供養をして、自分の墓は自宅の近くに購入しようと考えています。

持ち帰った祖母と父の位牌は使っていない机の上に置きました。