久しぶりに仕事で、自分が話す動画を撮影した。
5分程度の説明の動画を2本。
私は、20歳代から30歳代にかけて、話す仕事をしていた。
話すことには自信があった。
5年前に脳梗塞になって、構音障害が残った。
舌が動かしづらいのである。
滑舌が悪くなる。
話していて人から聞き返されることも増えた。
舌が動いていない分、特定の単語を発するのが難しい。
意識して、口を動かさないと、聞きづらくなる。
話すことには自信があった。
その分、プライドがある。
5分の動画を2本を撮影する準備は、脳梗塞の前であったら1日で十分であった。
しかし、今では4日間くらいかけてしまった。
在宅勤務だから十分に時間がある。
プロが撮影してくれたのだが、動きづらい舌で必死に話した。
何とか納得できる動画はできた。
プロが私の説明画像とパワーポイントの画像をうまく組み合わせてくれて、テロップも入れてくれた。
自分の画像を見て気づいたことがある。
それは口が曲がっていること。
右脳で血管が詰まったので、口の左が動かしづらい。
だから左右対称で口が動いていない。
来週ももう1本動画制作がある。
プライドをかけて準備をしよう。