糸が切れた凧の毎日

これまで散々世間に迷惑をかけてきたので、これからは世間に恩返しをする番だと思っています。 周りの人の心に火を灯し、少しでも元気になってもらえれば、私も元気になれます。

ほとんど家を出なかった10連休

10連休の直前に、仕事の人間関係で大きなトラブルがあり、休む気分ではありませんでした。

生きる気力も湧かないので、ほとんどを布団の中で過ごしました。

スマホSNSの記事を読んだり、YouTubeで動画を観たりしていました。

こういうときには涙が出る悲しい動画を観るようになります。

悲しいときには涙を出すのが一番のストレス発散になるのかもしれません。

 

同居している22歳の次男は、日曜日以外は施設に通っているので、昼間は自宅にはいません。

布団の中で、ウトウトしたり動画を観たりの繰り返しです。

自分の人生をゆっくり振り返る時間もありました。

 

自分でもこんな人生になるとは思ってもみませんでした。

大学卒業後、仕事は3回変えました。

妻とは4年前から別居中です。

25歳の長男は、大学を無事卒業し独立しましたが、高機能自閉症で仕事では苦労しているようです。

22歳の次男は、中学1年生から引きこもり、妻が別居のタイミングで、自立への活動を始めました。

妻が家を出た後に、2人暮らしになったので、次男をいろいろな施設に連れて相談しました。

今まで子育てを妻に任せっきりにした罰だと思って頑張りました。

いろいろな方の支援を受けて、次男は精神障害3級として認定されましたが、日商簿記3級等のいくつかの資格を取得し、何とか就職できる希望が出てきました。

 

布団の中で、自分の人生を振り返っていたときに、新聞奨学生をしていたことを思い出しました。

SNSで、「新聞奨学生」と検索してみると、いろいろな新聞奨学生の体験者が記事にしていました。

私は、両親から「国立大学にしか行かせる学費が無い」と言われて、2年間新聞奨学生で浪人しましたが、結局合格できませんでした。

あのときの精神的な苦しさを考えると、今の苦しさは楽だと思えるようになりました。

懐かしい新聞奨学生については、次に書いてみたいと思います。