糸が切れた凧の毎日

これまで散々世間に迷惑をかけてきたので、これからは世間に恩返しをする番だと思っています。 周りの人の心に火を灯し、少しでも元気になってもらえれば、私も元気になれます。

他人の成功を嬉しいと感じられるようになりました

私は競争意識が強く、人の成功を嬉しいと感じることはありませんでした。

サラリーマン人生で出世することだけを考えていたような気がします。

8年前に脳梗塞になり、入院してからいろいろ考えるようになりました。

入院中のリハビリで知り合った人生の大先輩に、いろいろとアドバイスをもらったからです。

出世すれば部下が上司の命令を聞きますが、役職が無くなったときには部下は誰も相手にしなくなります。

そういう私も、役職定年になった元上司とは口もきかなくなりました。

定年退職した元上司と交流することもありません。

会社は「軍隊ごっこ」だと思います。

上司が部下の評価をするから、部下は上司の命令をききます。

しかし、そんな上下関係が無くなったら、また逆の立場になったら言うことを聞かないどころか復讐されます。

私はなるべく契約社員派遣社員とも仲良くするようにしてきました。

本日、このアメブロのお勧めを見て驚きました。

13年前に同じ職場にいた契約社員さんのブログを見つけたからです。

当時は30歳くらいの新婚の女性でした。

短大卒でメガバンクに勤務し、秘書を長らく経験して、転職してきました。

不妊治療をしていたので、休みがちだったのを覚えています。

私と同時期にキャリアカウンセラーの資格を取得しました。

彼女は、次に社会保険労務士の取得を目指し、勉强を続けていました。

3年間勤務して、旦那さんの転勤で名古屋に行くことになり、退職しました。

彼女は、本日見つけたブログを本名でやっていましたから気付きました。

彼女が退職してから10年間が経過して、不妊治療を続けていた彼女も2人の子どものお母さんになっていました。

社会保険労務士の資格も取得し、自分の事務所を開業し、商売が軌道に乗り、手広く事業を展開していました。

一緒に働いていたときには、彼女はがんばり屋さんで、私はいろいろな相談を受けていました。

そんな彼女が今や社会保険労務士事務所の所長さんで成功しています。

本当に良かったと思えました。

脳梗塞で入院する前の私だったら嫉妬したでしょうが、今や人の成功を素直に喜べるようになりました。

少しは人間が成長しているような気がしました。