糸が切れた凧の毎日

これまで散々世間に迷惑をかけてきたので、これからは世間に恩返しをする番だと思っています。 周りの人の心に火を灯し、少しでも元気になってもらえれば、私も元気になれます。

心のマッサージ・・・

卒業して4年目の卒業生からメールが来ました。
静岡に住む方です。
昨年、電話での転職相談にのって、その後の近況報告を電話でしたいとのことでした。
大手住宅メーカーの子会社に一般職として勤務する方です。
地方での転職というのは難しいです。
良い条件の職場が少ないからです。
あったとしてもとても倍率が高い。何社か応募したのですが、結局内定はもらえず、転職を諦めたのでした。

昨年、電話で話を聞いたときにとても悲しかったです。
そのときは、職場の愚痴、同僚や後輩の悪口ばかり。
相談の主訴は、1つ下の後輩の女子が美人で優秀で同僚に慕われ、その後輩に対する嫉妬でした。
女子の世界ではよくある相談です。
多くの女子は、女子同士では「えこひいき」されるのが大嫌いです。しかし、自分が一番でなければ気が済まない。
絶えず自分と他人を比較していて、勝った、負けたに一喜一憂しています。

1つのことにこだわると、ずっとそのことばかり気になって、心が凝り固まってしまいます。
心が凝り固まると、柔軟に考えることができなくなり、愚痴や陰口などの毒を吐き始めます。恐ろしいことに自分の吐いた毒にマヒしてしまうと、いつまでも毒を吐き続けて、最後は自分の毒で死んでしまいます。
前回の電話では、そんなことをアドバイスさせていただきました。

今回の電話で話を聞けたのは、とても前向きな話で嬉しかったです。
外資系客室乗務員が渋谷でやっている個人のメイクレッスンを受講して、とても美しくなれた話。もっと美しくなるために、カラーコーディネイターの資格を取るために勉強している話。現在の職場ですべての業務をマスターするために、宅建の試験を目指して勉強している話。ファイナンシャルプランナーの試験を受けて合格発表を待っている話。
やはり女子は美しくなれば、自信が出て、前向きに行動できるのです。前向きに行動できればキラキラオーラが出てきて、より美しくなれるのです。そして、人生の上昇気流に乗れるのです。

先日読んだ本には次のようなことが書いてありました。
「幸せになるには、何も望まないこと」
他人に勝とうなどと思っていると、嫉妬や妬みや恨みが出てきます。
自分が置かれた環境に感謝をして無欲に生きていれば、良いことが引き寄せられるというのは本当のことだと実感する毎日です。

上司が許せない。先輩が許せない。同僚が許せない。後輩が許せない。そんな人は、「許せない」ということに取り付かれて、心が凝り固まってしまっています。心のマッサージが必要です。