糸が切れた凧の毎日

これまで散々世間に迷惑をかけてきたので、これからは世間に恩返しをする番だと思っています。 周りの人の心に火を灯し、少しでも元気になってもらえれば、私も元気になれます。

老兵は死なず、ただ消え去るのみ

久しぶりの休日出勤です。

長年、広報を担当していると休日にイベントを実施することも多く、30~50歳代は休日出勤が当たり前でした。

本日は動画の撮影です。

業者さんに依頼をしたのですが、立ち会う若手の社員が経験が浅く、心配なので出勤しました。

撮影する業者さんは私が前職の時代から依頼をしていた方々なので、私が現場にいると安心だと思い立ち合いました。

制作側のスタッフが10人、モデルの女の子も10人くらいいました。

立ち会う若手の社員にもいろいろ経験させたいと思います。

失敗させたいと思います。

失敗して、そこから立ち上がることで成長します。

私が30歳代の頃は、カメラマンさんが動きの悪いADさんを蹴とばすなんてことよくあったのですが、今の時代はパワーハラスメントになるので大人しい現場です。

スタッフが全部で20人くらいいるので、差し入れを買って持って行きました。

歳を取ると自分の若い頃の成功体験が忘れられませんので、自分のやり方を若手に押し付けようとします。

それが老害だと理解しています。

言いたいことをグッと我慢していました。

どうしても年寄りは、過去の成功体験にしがみつき、組織で疎まれているのに自慢話をするので嫌われてしまいます。

悲しいことに、アンテナを張っていない年寄りは、時代の変化に気付いていないのです。

最近は、撮影機材も、小型で安価になりました。

同じ性能の機材が、10年前と比較すると10分の1くらいの価格です。

映像の修正も楽にできます。

だから撮影現場が拍子抜けするくらい活気がないです。

これも時代の変化だと思い、年寄りは口を出さないようにしました。

老兵は死なず、ただ消え去るのみだと思いました。