小さな仏壇を買って、祖父と祖母の位牌を入れました。
毎朝起きたときに、仏壇の扉を開けて祈ります。
「無事に目覚めることができましたありがとうございます。本日1日頑張ります。」
毎晩床に入る前に、仏壇の扉を開けて祈ります。
「本日1日無事に過ごすことができました。感謝します。」
祖父は、1945年(昭和20年)に42歳で亡くなりました。
祖母は、1992年(平成4年)に84歳で亡くなりました。
祖父は、戦争中に病気になり亡くなったそうです。
胃潰瘍だったということですが、胃癌ではないかと思っています。
祖母は、心筋梗塞で亡くなりました。
私は、祖父には会ったことがありません。写真を見たこともありません。
祖母には小さな頃から可愛がってもらいました。
私が保育園に通っていたときには、祖母と小さな市営住宅で同居していました。
1階に祖母が住み、2階に家族4人が住んでいました。
私は朝早く起きて、1階の祖母の元に行き、祖母の読経と一緒に仏壇を拝んでいました。
祖母と母は仲が非常に悪かったです。
そこで、私が小学校に上がるときに、祖母は父の妹の叔母の家に引っ越しました。
祖母は祖父が亡くなってから、女手一つで子ども3人を育てました。
長いこと製紙工場で働いていました。
本当に働き者でした。
私の母はとても冷たい人でした。
ひょっとしたらサイコパスだったのかもしれません。
その分、祖母の優しさが身に染みていました。
良い思い出がいっぱいあります。
水とか供物を上げることはしていません。
感謝の気持ちを伝えるようにしています。
仏壇に手を合わせることで、自分の毎日の生活の節目になっています。