糸が切れた凧の毎日

これまで散々世間に迷惑をかけてきたので、これからは世間に恩返しをする番だと思っています。 周りの人の心に火を灯し、少しでも元気になってもらえれば、私も元気になれます。

喪中の葉書に思うこと

年賀状を作成する時期が近づき、喪中の葉書が届き始めた。

毎年7~8通は届く。

私が毎年出す枚数は120枚程度である。

仕事から帰宅したときにポストをさぐると喪中の葉書がある。

還暦では同級生が亡くなったというものはないが、

同級生の親が亡くなったというものは多い。

はるか昔に同級生の親にお世話になったことを思い出す。

故郷を離れてほとんど帰郷しない私は、そんな方々には不義理をしている。

来年1月に開催される高校の還暦祝いの同窓会には不参加の葉書を出した。

いろいろ迷った挙げ句、今後故郷で住むこともないので不参加を決めた。

喪中の葉書を見て、涙が出てくることがある。

お世話になった人には会っておきたかったと後悔するからである。

受けた恩は返したい。

この歳になると強く思う。

なぜならば自分も歳を重ねると、その方々に会える機会も少なくなるからである。

この歳になると利己よりも利他の気持ちが強くなる。

他の人のためにできることをやっておきたい。

一生懸命生きている人の力になりたいと思う。

私の親父は70歳で心筋梗塞で亡くなった。

私は親父の死んだ歳に近づいている。

自分の人生もあと10年間くらいかもしれない。

死ぬときは、少しでも後悔を減らして死にたいと思う。