糸が切れた凧の毎日

これまで散々世間に迷惑をかけてきたので、これからは世間に恩返しをする番だと思っています。 周りの人の心に火を灯し、少しでも元気になってもらえれば、私も元気になれます。

ふと原点に戻りたくなることがある

1月と2月は仕事で忙しかった。

何日かは職場の近くのホテルに宿泊した。

日曜日も出勤することが多かった。

本日と明日は久しぶりに連休となった。

本日は、大掃除と洗濯と布団干しをした。

女房と別居するまでは、家事は一切やらなかった。

お湯も沸かさなかった。

それが今では炊事以外の家事はできるようになった。

炊事だけは同居している唯一の家族である次男がやっている。

家事をやっていると意外なことに気付く。

私は掃除と洗濯が好きである。

特にトイレは徹底的にキレイにする。

気持ちがすっきりする。

布団やまくらのシーツも洗って干す。

布団もはふわふわに干して、洗いたてのシーツをかけると、寝るときには気持ちが良い。

溜まっていた買い物も済ませ、明日の日曜日は何をやろうかと考えた。

ふと、39年前のことが頭に浮かんだ。

高校を卒業して、故郷の静岡から横浜に引っ越したときのことである。

大学受験に失敗して実家に居辛くなり、親に相談もなく実家を出て、横浜で新聞奨学生をやりながら浪人をしていたときのことである。

あれが、自分の第2の人生の原点である。

人生の大きな挫折を味わった場所である。

グーグルマップのストリートビューで見たら、私が勤めていた新聞販売店はすでになかった。

あのときにすでに築30年は過ぎていたであろうボロアパートはまだあった。

現在の自分は、仕事も思うようにはいかず、家族は離散している。

しかし、それでも収入は得て、次男と生活をしている。

順風満帆な人生ではないが、それでもここまで生きてこれたのは、横浜で頑張った基礎があるからではないかと思う。

ふと自分の原点をもう一度見たいと思った。

高速道路を車で走れば2時間で行ける。

明日は久しぶりに自分の原点に戻ってみようと思う。