妻が別居してから5年間は、自宅の庭の手入れをあまりしませんでした。
雑草が伸びる夏だけは草取りをしました。
あとは除草剤を撒いていました。
庭木の枝が隣の家の敷地まで伸びていたので剪定をすることにしました。
自分では道具も技術もないのでできません。
妻が何度か自治体のシルバー人材センターに依頼をしていたのを知っていました。
そこで、8月初旬に電話をして、2週間ほどして作業日が決まりました。
本日が作業日でした。
朝8時に、お爺さんが3人来て3時間ほど作業をしてくれました。
伸び放題だった庭木の枝がばっさり切り落とされ、庭が明るく広くなりました。
切り落として枝葉もすべて処理をしてくれました。
3人で3時間で1万8千円でした。
植木屋さんを頼めば倍以上の値段がします。
作業をしたのは70歳過ぎのお爺さん3人です。
炎天下の中で活き活きと作業をしています。
トラックや道具も使っていますので、使用料だけでもかなりかかっているはずです。
この値段では、工賃は時給で2千円もしていません。
報酬の割に合わない仕事なのだと思います。
しかし、活き活き作業をしています。
お爺ちゃんの生き甲斐なのだと思います。
お爺ちゃんが羨ましくなりました。
市民は安価に作業を頼める。
Win-Winの関係です。
老後の生き甲斐というのは、人に喜ばれる、社会から必要とされていることを実感することだと思います。
自分の老後も、人に喜ばれる仕事をしたいと思います。