10連休が明けた。
4月27日(土)は出勤したので、10日ぶりの仕事であった。
どこも休みであったので仕事のメールはほとんどなかった。
正直なところ10連休は不要である。
2連休が3回あったほうが良いと思った。
通勤に片道2時間近くかけている。
自宅から最寄り駅までは車。
最寄り駅から2回乗り換えて職場に着く。
電車で座れることはめったにない。
だから2時間立ちっぱなしの通勤。
前職で通勤に都合の良い場所に家を購入したので仕方がない。
バブルの時期に購入した中古の戸建て。
何千万円もしたのだが、現在の価値は購入時の3分の1。
20年も住んだのだから仕方がない。
自宅の価値が分かったのは次の理由からである。
妻に家庭裁判所に離婚調停を申し込まれ、1年くらい争ったあげく、
別居を維持することになった。
私が浮気をしたわけでもない。暴力を振るったわけでもない。
お金を家に入れなかったわけでもない。
10年間くらい家庭内別居状態であることが原因であった。
これが離婚の原因になるのかが疑問であった。
離婚調停の場合は、財産を家庭裁判所に申告しなければならない。
妻が不動産屋に依頼をして、評価額を提出した。
それで自宅の評価額が判明した。
別居を維持できたのは、
長男と次男は私と同居であったからだと思っている。
大学を卒業した長男は、現在は仕事を見つけて1人暮らしをしている。
長男は、小学校のときに高機能自閉症だと判明した。
勉強はできるのだが、人間関係がうまくいかない。
新卒で就職した会社でうまくいかず退職をした。
障害者手帳を取得して転職をした。
今でも小学生のときからお世話になっている発達障害の専門家の先生のもとに通っている。
次男は、中学1年生のときから引きこもり、妻が別居をするまで部屋にこもっていた。
4年前に妻が家を出てから、私がいろいろな施設に連れて行き相談をした。
いくつかの施設にお世話になった。
心療内科に診せたほうが良いとアドバイスされ、うつ病が判明した。
次男も障害者手帳を取得することになった。
現在お世話になっている障害者の施設には1年間くらい通っている。
電卓や簿記の資格を取得して、今は就職に向けて勉強をしている。
毎日欠かさず通っているのがせめてもの救いである。
こんな息子を2人抱えていたので、
家庭裁判所の裁判官も最終的には別居維持という判断をしたのだと思う。
私は、毎月妻に10万円を送金している。
妻は、毎月の稼ぎが9万円しかない。
パートで働いている。
当初は、妻が貯金通帳をすべて持ち去ってしまった。
調停することで私の元に貯金通帳が戻ってきた。
実は、妻が突然家を出て、2人の息子を抱えて途方に暮れているときに、私の体調に変化が起こってしまった。
妻が出た2カ月後に、私は脳梗塞で入院することになってしまった。
不幸は重なるものである。