糸が切れた凧の毎日

これまで散々世間に迷惑をかけてきたので、これからは世間に恩返しをする番だと思っています。 周りの人の心に火を灯し、少しでも元気になってもらえれば、私も元気になれます。

私の遺影の作成を依頼してみました

友人に私の遺影の作成を依頼しました。

友人の年齢は私の一つ下です。

前職の同僚です。

彼は美術大学を出て画家を目指していました。

34歳のときに会社を辞めて画家を目指しましたが、

生活ができずにアルバイトをしながら絵を描いています。

今は警備員のアルバイトをしています。

彼は両親を亡くし、弟も亡くなり、天涯孤独になってしまいました。

墓も無く、両親と弟の遺骨を散骨したとのことでした。

私も墓の問題を抱えていたので、彼に相談してみました。

人にはいろいろな事情があります。

彼のように天涯孤独になれば何の心配も要らないとのことでした。

自分が死んだらどうにでもなれとのことでした。

私は実家の墓を墓じまいして永代供養にすれば良いのだと思っています。

ただ、それは故郷の叔母さんが亡くなったときがタイミングだと思っています。

自分が死んだら墓は要らないと思っています。

散骨をしてもらいたいと思います。

息子の迷惑をかけたくないからです。

友人と話をしているうちに、彼がペットの絵を描いているということを知りました。

職場の同僚に頼まれるとのことでした。

ふと、親父の葬式のときの遺影を思い出しました。

親父は心筋梗塞で苦しんで死んだようです。

棺桶の遺体の顔は、引きつった顔を無理やり修整したようでした。

遺影も同様でした。

恐らく親父の写真が無かったのだと思います。

そこで私は彼に頼んでみました。

私の遺影を描いて欲しい。

遺影はまだ早いと言われましたが、無理やりお願いしてみました。

絵のサイズで4号か6号になると思います。

代金を聞いたら1号4万円で描いているとのことです。

いつもお世話になっているから値段は相談で決めるとのことでした。

肖像画ならば気に入れば普段から飾っておくこともできます。

また死んだときにはそのまま遺影にできます。

ぜひ友人に依頼をしたいと思いました。

久しぶりに話をしました

昨日の1月3日は旧友に会いました。

私から誘って上野で新年会をやりました。

前職で一緒に働いていた人です。

戦友といった感じです。

気兼ねなく話ができる友人がいるというのは幸せなことです。

孤独は寿命を縮めるというのは本当だと思います。

一人でいると悪いことばかり考えてしまうからです。

だからたまに友人に会って笑顔になることは必要だと思いました。

最近笑うことが少なくなりました。

暗い人間になっています。

自分の心に火を灯すことはなかなかできません。

だから人と会うことで自分の波動を上げていきたいと思います。

2023年にやるべきこと

自宅から車で10分間ほど行ったところに、お気に入りの神社があります。

その神社に初詣に行きました。

「今年は転機の年にする」ことを誓いました。

惰性で生きていることが嫌になりました。

年末年始はのんびりと過ごしました。

仕事を辞めたら、こののんびりとした時間が過ぎていくことになるのでしょう。

やりたいことはありますが、それも数ヶ月で飽きてしまうような気がします。

私は根っからの貧乏性なのだと思います。

必要最低限の生活ができる収入さえあれば、あとは社会に貢献できる活動をやりたいと思います。

健康寿命は75歳くらいだと思います。

私の親父は心筋梗塞で70歳のときに突然死しました。

誰にも迷惑をかけずにポックリ死にました。

ある意味、これが理想の死に方だと思います。

私は、長患いをして人に迷惑をかけたくありません。

あと15年間をどうやって生きていくかです。

このまま死んだら必ず後悔します。

年賀状を見て、何人かの人が私を慕ってくれていたことを感じました。

それは、利己ではなく、利他の精神で接していた人たちです。

自分が必要とされていたことがとても嬉しいです。

やはり、人生の最後は利他の活動をするべきだと感じています。

何かを始めなければならないはずです。

だから今年は転機の年にします。

老後は気の合う数人と交流したい

年賀状以外にも年始の挨拶がSNSで来るようになっています。

私は広報の仕事をしていたのでSNSを20年前から使っていました。

ミクシーや今はなきYAHOOブログから始まり、TwitterFacebook、LINE、Instagram、Tik Tokなども使っています。

知識が無いと仕事にならないので、仕方なく使っていたこともあります。

今は使っていないものが多いです。

何年か前に一緒に仕事をして、すでに転職した部下からLINEで近況報告を兼ねた年始のお知らせが2人から来ました。

2人とも30歳を過ぎた独身の女性です。

1人は、新卒で入ってきて3年間ほど一緒に仕事をしました。

仕事をしているうちに、ミスが多いので病院を受診したら発達障害ということが分かりました。

退職して専門学校に通い、WEBデザイナーになったとのことです。

マルチタスクが苦手な彼女には、1つのことに没頭できる仕事は合っているように思えます。

彼女の同期入社で配属先が同じ女性は5人いたのですが、全員退職して違う仕事に就いています。

私が新人研修の講師をしたので、私のことを覚えてくれているようです。

5人中の3人は未だに連絡をしてくれます。

私の教えた内容が人生の糧になったと言ってもらえて嬉しいです。

もう1人は、新卒で入ってきて1年間くらい一緒に仕事をしました。

今では有名企業の一般職で働いています。

なぜか知らぬが私の教えたことが腑に落ちたということで、メールでたまに相談を受けています。

「情けは人の為ならず」というのは本当です。

新人を育てるときには利他で育てました。

彼女たちのレポートに時間をかけて返信しました。

それが今になって返ってくるものです。

 

世の中には波長が合う人と合わない人がいるものです。

私の人間関係は、「来る者は拒まず、去る者は追わず」になりました。

相手が私の波長と合えば交流するようにしています。

長いサラリーマン生活で、自分と波長が合わない人と数多く交流していました。

それに疲れてしまいました。

ひょっとしたら老後は孤独のほうが良いのかもしれないと思うようになりました。

自分と気の合う人が数人いれば生きていけるかもしれません。

老後は派手な生活は望みません。

派手な葬式や墓も望みません。

生きる目的や希望があれば、必要最低限の生活で生きていける気がします。

今年はあと2日間で何をやるか

今年も残すところあと2日間となった。

仕事納めも終わり、家の大掃除もある程度は終わった。

年賀状はすでに出してある。

お節料理は頼んである。

あとは年末年始の買い物だけとなった。

年末年始と言っても、次男と2人だけのひっそりとした正月になる。

ひっそりとした正月でも最低限のことだけはやりたいと思う。

還暦を迎えて、干支が一周し、新しい人生のステージの始まりとしたい。

人生の目的は「魂の成長」だと信じている。

このところ狭い世界で生きている気がしている。

コンフォート・ゾーンの中でのんびり生きている。

人生は挑戦の連続だと思う。

挑戦して、失敗しても、素直に反省して、問題点を見つけて、改善活動を続けることで成長できる。

新しい環境に身を置いて、新しい人間関係の中で揉まれて生きることが成長の第一歩のような気がする。

自分の人生は、エスカレーターに乗った人生ではなかった。

楽をして生きてきた訳ではない。

そろそろ人生の次のステージに行きたいと思っている。

今年やり残したことは転職活動である。

役職定年を迎える。

定年退職まであと5年。

再雇用ではないので、それなりの年収は維持できる。

これまで中途半端に転職活動をしてきたので、良い求人を逃してしまっている。

あと2日間で、履歴書や職務経歴書を完璧に仕上げよう。

可能が不可能化はやってみないと分からない。

挑戦することが大事だと思っている。

老後の人生とは何なんだろう

いつも行く理容室があります。

独身時代から通っているのでかれこれ30年以上通っています。

行く頻度は6~7週間に一度です。

私は何度か引っ越しをしたのですが、理容室を変えるのが面倒で、いつもそこに通っています。

今では車で30分間くらいかけて通います。

気心が知れた店主なので安心して任せられます。

70歳を過ぎています。

今日はその理容室に行ってきました。

完全予約制です。

以前は予約で満杯で、理容師の奥さんも一緒にやっていたのですが、今では客足が3分の1に減って、体力も衰えているので週の半分しか店を開かないとのことでした。

奥さんは介護の仕事をしているそうです。

いつものように理容室に着いて、席に座ると、店主がボソッと言いました。

「歳を取ると、毎日が淡々と過ぎて行く」

そんなことを言う人ではないので少し驚きました。

ひょっとしたら気心知れた私だから言ったのかもしれません。

「目標を持てば良いのではないですか?新しい髪型に挑戦するとか・・・」

私は店主を励ますつもりで言いました。

前回話しをしたときに、奥さんが癌で手術をした話をしていたことを思い出しました。

店主も坐骨神経痛で足が動かなくなってきたとも言っていました。

2人のお子さんは独立して、お兄ちゃんが理容師に、妹さんは学校の先生をやっているとのことです。

今回もいろいろな話をしていて、ひょっとしたら引退を考えているのではないかと察しました。

この30年間でいろいろなことを話しました。

店主は宮城県の工業高校を卒業して上京し、コンビナートで働き、退職して美容学校に通って理容師になったとのこと。東京の世田谷の理容室で長いこと店長をして、茨城で自分の店を持ったこと。

子育てのことなども話しました。

こんな弱気な店主を見たのは初めてでした。

会社勤めではないので定年退職はありません。

店主は自分の定年は自分で決めなければなりません。

辞めどきが分からないのだと思います。

理容室を二人三脚でやってきた奥さんが病気になったことが、気落ちする原因だと思いました。

店主は、既存のお客さんだけを義務でこなしているのかもしれません。

私のように何十年も通ってくるお客さんのために店を開いているのかもしれません。

しかし、店主が何十人かの人から必要とされていることは事実です。

昭和の時代の頑固な親父さんです。

以前話したときには「仕事が生きがいではない」と言っていましたが、それは照れ隠しで、仕事が生きがいなのだと思います。

自分に置き換えたときに、「自分の生きがいって何だろう?」と思います。

金を稼ぐためだけに仕事をしているのは虚しい働き方だと思うようになりました。

私を必要としてくれている人はいるのだろうか?

そんなことを思うようになりました。

これからどう生きるのか悩みます。

残された人生の課題②

還暦を迎えて、自分の死を意識するようになりました。

親父は70歳のときに心筋梗塞で突然死しました。

背中が痛いと言って、近所の病院に行ったまま亡くなりました。

誰も死に目に会えなかったです。

21年も前の話です。

私も漠然と70歳くらいで死ぬのではと思っています。

あと10年間です。

死ぬまでに片付けなければならない課題として、1つ目はお墓の問題です。

中途半端になっている実家の墓をどうするかです。

友人の僧侶に相談したらある程度の方向性が見えてきました。

2つ目は、【自分の心の整理】です。

私には人生の師匠と言える人が2人います。

1人は、高校時代にお世話になった塾の先生。

もう1人は、前職でお世話になった上司。

2人とも70歳代半ばになっています。

この2人には、最後に感謝の気持ちを伝えたい。

この2人は、私の人生の大きな転機に影響を与えてくれた人です。

2人の年齢を考えたら今のうちに会っておきたいです。

会ってくれない可能性もありますが気持ちだけは伝えたいです。

先日、郷里の静岡に車で行きました。

距離で言うと往復500kmくらいです。

日帰りで行きました。

最新式の運転アシストが付いている車ですがとても疲れました。

若い頃はどんな長距離でも運転に疲れなかったですが、自分の体力の限界を感じました。

2人とも地方に住んでいるので車で行くしかないです。

人生の師匠に会えたことに感謝です。

「ありがとうございます」を伝えたいと思います。