自分の遺影を準備しようと思いました。
22年前に71歳で亡くなった親父の遺影が気になっていたからです。
親父は心筋梗塞で突然死しました。
遺影の写真が、死んだときの顔写真でとても不自然だったです。
苦しんで死んだ死相を無理やり修正したからです。
親父は写真など撮影していませんでした。
だから遺影が準備できなかったのだと思います。
私は自分の遺影は笑顔が良いです。
友人の画家に相談して遺影を油絵で描いてもらうことにしました。
友人が私の写真が欲しいということで、友人に写真を撮影してもらいました。
上野公園で写真撮影です。
笑顔の写真を何枚も撮影してもらいました。
私が気に入った写真を描いてもらいます。
写真よりも油絵のほうがもつということでした。
油絵は数百年も経過した物があります。
私は墓は不要だと思っています。
位牌も不要だと思っています。
どこかに散骨してもらいたいと思います。
墓があると息子たちに迷惑がかかります。
私は遠い故郷に墓はあるので、永代供養にして、墓じまいをしたいと思います。
遺影だけは残したいと思いました。
生きているうちは自分の部屋に飾ります。
4号サイズの油絵にしました。
何十年来の親友の画家です。
12万円で描いてもらうことにしました。
額縁は絵が完成してから購入します。
私の葬式をやるかどうかは息子たちに任せます。
だから遺影だけは準備しておこうと思いました。