私が参加しなかった故郷の還暦の同窓会で、参加した同級生にW君のことを聞いた。
W君が私と同業他社で働いているとのことであった。
その会社で働いている友人に聞いたら、確かにW君が経理部長として働いているとのことであった。
彼とは高校を卒業してから一度も会っていない。
彼も故郷を離れて、遠く千葉に自宅があるとのことであった。
SNSで探したら彼が見つかったので友達申請したら承認された。
メッセンジャーでコメントを送ったが、見ていないようである。
そこで、同業他社で働いている友人に頼んで、私のことを伝えてもらうことにした。
友人に聞いたら、その会社の定年は60歳とのことであった。
まだ在籍しているようであるが、定年退職したら会うことはできないので、明日彼に伝えてもらうことにした。
参加しなかった故郷の同窓会の情報で、何人かの同級生とSNSで繋がることができた。
私と同じように故郷を遠く離れて人生を送った同級生も多い。
そんな同級生とは話が合うかもしれない。
われわれ還暦で定年を迎えている人も多い。
会える人に会えるうちに会っておきたい。
同級生で鬼籍に入った人が何人かいる。
後期高齢者になった先輩たちには会えないが、アラ還の世代ならばまだ会える。
私は今のところ老後に故郷に帰るつもりはない。
むしろ、故郷に帰れない。
しかし、還暦を過ぎてから故郷がとても懐かしく思うようになった。
Instagramに故郷から見える富士山を毎日撮影して掲載している人がいる。
その写真を見て、毎日昔のことを思い出している。
この歳になると故郷が無性に懐かしくなることがある。
死期が近づいているのであろうか?
私はまだまだ人生を全速力で走りたい。
体が元気なうちは、「一生懸命やれば必ず道は開ける」と信じている。
毎日嫌なことが多い。
しかし、前を向いて生きている。
故郷を飛び出し、一生懸命生きてきた。
一生懸命が自分の生きる軸だから。