糸が切れた凧の毎日

これまで散々世間に迷惑をかけてきたので、これからは世間に恩返しをする番だと思っています。 周りの人の心に火を灯し、少しでも元気になってもらえれば、私も元気になれます。

送別会は続く・・・(その2)

本日は、27歳の女性の送別会でした。

彼女は、中途採用で入社し、3年間勤務して転職します。

だいぶ格上の会社に転職します。

キャリアアップです。

最近痛感しているのは、「会社は人生を保障しない」ことです。

大学生の就職活動では、コロナ前は、JALANAJTBなどに入社すれば、大成功の時代でした。

しかし、今ではそれらの会社はリストラを断行しています。

大企業に入社したら一生安泰なんて時代ではないです。

どんな大企業もいつなんどきどうなるか分からない。
若者がエンプロイ・アビリティ(雇用され続ける能力)をつけるためには、今の職場で成長して、労働市場での自分の価値を高め続けるしかないです。
彼女の話を聞いていると、交際していた彼氏がフランスに赴任することが決まってプロポーズされたのに断ったそうです。
フランスに行って専業主婦をやることが嫌だったそうです。
私の世代では、駐妻は女性のサクセスストーリーだったはずです。
女性の二十代の人生の大きな転機である転職と結婚で、同時に大きな決断をしたとのことでし40歳代、50歳代の方々を見ていると、定年まで会社にしがみついている人が多いです。
こんな考え方では、成長できない社員が量産されて、会社全体の生産性が下がる一方です。
若者は人口減少の中で、自分の定年まで職場がない覚悟で働いています。
だからこそ、成長欲求が強いのです。
働かないで会社にしがみつく中年と、成長してステップアップを狙う若者。
働かないおじさん・おばさんの年金を、一生懸命働いている若者が支えていくと思うと、若者は虚しくなるようです。
私は、定年まで手を抜かずに働き続けるつもりです。

一生懸命やることしか能がない私ですから。