職場に私と同じ故郷の方がいることが分かりました。
私より16歳年下の45歳の独身の女性です。
たまたま先週一緒に出張に行く機会があり、話しているうちに判明しました。
昨晩は、その方と市ヶ谷駅の近くの和食の作料理屋さんで食事をしました。
彼女の人生も紆余曲折でした。
故郷の高校を卒業して、関西の私立大学を卒業し、フランスの大学の大学院に進学しました。
そこでフランス人と結婚して、ヨーロッパを転々として仕事をしていたそうです。
3年前に離婚をして、42歳で日本に戻ってきたとのことでした。
当初は派遣社員として働いていたのですが、昨年から正社員として働きだしたそうです。
彼女は、まだ仕事に不慣れなので、自主的に7時に出社して勉強をしています。
とても努力をしている社員です。
私と同郷と判明してから、彼女が職場で美味しいコーヒーを入れてくれるようになりました。
子どもの頃に同じ景色を見て育った彼女には親近感がわきます。
私は業界が長いですから、彼女に教えることは数多くあります。
彼女はこのところ自分の実力の無さに自信を無くしていたそうです。
人一倍努力をしている彼女ですから、歩みは遅くても成長すると思います。
職場には50歳を過ぎた、常に愚痴や陰口を吐いているお局さまがいます。
どの部署にもいる典型的なお局さまです。
長いことヨーロッパで働いていた彼女にとって、日本人のドロドロとした職場の人間関係に適応できないのでしょう。
彼女が少しでも自信が付くようにアドバイスしようと思います。
職場に活気が出るように。