私は精神的におかしいのであろうか?
還暦を過ぎて、あと1ヶ月で61歳になります。
仕事を辞めて、悠々自適な生活を送りたいと思ったことがありません。
年金がもらえる65歳まで全力投球したいと思っています。
仕事で生きてきた人間にとって、仕事で人生を終わりたいと思うのだと思います。
今までいろいろな趣味に挑戦しました。
趣味に挑戦ということもおかしな表現だと思います。
仕事と対極で心休まる活動が趣味なのでしょう。
心休まる趣味というものが見つからなかったです。
写真撮影に凝ったこともありました。
しかし、これも広報の仕事と絡むものでしたから、仕事のスキルを上げるためにやりました。
車中泊をしようと道具はすべて揃えました。
車も買い替えました。
しかし、新車になってからはまだ一度も車中泊をしたことがありません。
29歳と26歳の息子2人は結婚しそうにありません。
孫の面倒を見ることもないでしょう。
次男と2人暮らしですが、仕事ですれ違いの生活です。
会話もほとんどありません。
定年退職をしてもやることがないのです。
その現実から逃れるために、仕事を必死でやることになります。
仕事で自分が頼りにされることが生き甲斐なのだと思います。
自分の存在価値が仕事なのです。
なんと寂しい人生と思う人もいるとは思います。
しかし、それが私の人生なのです。
年金をもらえるまでのあと5年間。
できればもっと長く働きたい。
やることが無くなればボケてしまうかもしれない。
そんな恐れがあるのです。
人生の最後は線香花火のようにパッと燃え尽きたい。
苦しまないでボックリ死にたい。
そんなことを思う今日このごろです。