還暦を迎えてから自分の人生を振り返ることが多くなりました。
それは自分の人生の終わりの「死」が見えてきたからだと思います。
死を意識すると、残りの人生を有意義に過ごしたいと思うようになりました。
自分の人生を振り返ると、人生の転機には必ず「人」がいました。
本当に人には感謝です。
大学を卒業して就職をしたときは、親戚が経営する会社でした。
その親戚の存在は親から知らされていなかったです。
1回目の転職の際も、大学時代に知り合った方から声がかかりました。
3回目の転職の際も、仕事で知り合った方に相談したら、その方の会社に入ることができました。
今回の転職活動は4回目ですが、これも転職相談した方が、その方の会社への応募を推薦してくれました。
還暦を迎えた私をです。
私はいつも誰かに導かれて転職をしています。
「運」という漢字は運ぶと書きます。
何が運を運ぶかというと「人」だと思います。
だから運ばれる運の量は、会った人の数と比例するような気がしています。
私が大卒で勤めた親戚の会社は住宅会社でした。
私は毎日60軒の飛び込みセールスをやっていました。
8時30分に出社して22時頃までは仕事をしていました。
その当時は、朝礼で社訓を大声で唱和していました。
その中に、「1日に3人の新しい知人を作れ!人が仕事を生んでくれる!」がありました。
その当時からいろいろな人に会うことは苦ではなかったです。
当然自分と合わない人もいます。
しかし、これまでなるべく多くの人と会っていました。
50歳を過ぎた頃からいろいろなことが分かるようになりました。
①一生懸命生きること。
②周りの人には感謝をすること。
最近は「ありがとう」を素直に言えるようになりました。
人生生きていく上で一番大切なことは「人の縁」だと思うようになりました。
辛いことがあっても、そこで腐らずに、結果はどうであれ、一生懸命生きること。
人は必ず見てくれています。
そして、本当に苦しいときには手を差し伸べてくれます。
一生懸命生きているときには、見ている人の存在など気づきません。
しかし、周りの人に感謝をしていれば、いつのまにか助けてもらっています。
私は還暦を迎えて、健康寿命もあと15年くらいでしょう。
残りの人生は多くの人に会いたいです。
そして、多くの人が元気になるような仕事をしたいです。
感謝の気持ちで周りの人と接することで、その人の人生が良い方向に進むようにしたいです。
利他を実践したいです。
そして社会に恩返しをしたいです。