還暦を迎えて来年3月には役職定年になります。
自分の役職で講演をするのは最後になると思っています。
本日は、1,100人の前で30分間の講演をしました。
これが最後になるかと思うと、一生懸命原稿の内容を頭の中に入れて準備をしました。
パワーポイントの投影資料はできるだけ図と絵だけにしました。
1,100人の前に立っても不思議と緊張はしませんでした。
前回の講演を聴いていただいた方が多かったので、舞台に立つと拍手が起こりました。
期待されていると思うと力が入りました。
力が入ると思ったように話せませんでした。
パワーポイントのリモコンが慣れていないので、ボタンを押しても反応しなかったりしました。
30分間と言ったら30分間より前に終わるのが私の流儀です。
内容を盛り込み過ぎたので、最後のほうははしょってしまいました。
私としては100点満点中40点くらいの出来でした。
最後の講演なのに不甲斐なかったです。
聴衆のアンケートを見るのが正直怖かったです。
しかし、アンケートを見ると、私の想像以上に評価が高かったです。
私は講演に対しての信条があります。
それは人の心に火を灯すこと。
私の話を聴いて、やる気になって、行動すること。
人の貴重な時間を奪うのですから、聴いて良かったと思っていただけること。
これで仕事で講演をする機会はないと思います。
結局、最後まで納得できる講演はできませんでした。
心残りですが仕方がありません。
私の話を聴いて、1人でも多くの人が行動を起こして、成長していただけることが私の本望です。
私の人生は最終コーナーに差し掛かっています。
人生のラストスパートは人の役に立つことをしたいと思います。