同じ部署で働いている派遣社員さんが救急車で運ばれた。
40歳代の女性の方である。
6月30日が派遣の契約満了日で、最終の勤務日であった。
最後だから他の派遣社員さんと一緒にランチを食べに出て、帰って来たら体調が悪くなった。
保健室に連れて行ったら、看護師さんが救急車を呼んで、病院に運んだ。
酷暑の中、熱中症などで搬送される人も多いのかもしれない。
救急車がすぐに来てくれなかった。
救急車がやっと来てくれたのだが、搬送先の病院が見つからない。
どこもいっぱいであった。
やっと搬送先の病院が見つかり、運ばれて行った。
女性社員が一人同乗した。
運ばれた病院で、症状が手に負えないということで、更に大病院に運ばれた。
大病院で診察したら、脳内出血をしているということで、すぐに手術をして命を取り止めることができた。
私も、7年前に突然の脳梗塞で入院したから分かるが、多くの人は体調が悪くても我慢してしまう。
自分の脳内が出血しているなんて夢にも思わなかった。
連日の酷暑の中で体調が悪い人が多く出ている。
体調が悪くても我慢しないで、病院に行くべきだと思う。
今回は、体調が悪くなってすぐに、社内の保健室に行ったことが良かった。
看護師さんが救急車を呼んだ判断が正しかった。
大病院に運ばれて緊急手術ができたことが幸運だった。
我慢して仕事を続けていたら、恐らく脳内出血が進んで死んでいたかもしれない。
私が脳梗塞になったときには、朝から体調が悪くて、仕事をしながら夕方まで我慢してしまった。
夕方に病院に行って、脳梗塞と診断されて入院した。
結局、軽い構音障害が残って、今でも舌が麻痺して、少し話しづらい。
朝、体調が悪いと思ったときに、すぐに病院に行けば良かったと後悔している。
人生は体が資本である。
死んだら終わりである。