新年度初めての管理職の会議に参加しました。
人事異動で管理職も変わっていました。
10人ほどの管理職で異動をしなかったのは私も含めて2人でした。
周りを見渡すと、自分が2番目の年齢になっていたことに気付きました。
世代交代が進んでいます。
会議では、意見を言いやすくするとのことで、議事録は簡素にして、誰が何を言ったかが分からなくするとのことでした。
人事部門の責任者が毎年のように社員研修の一覧を出して、部下を参加させてくださいとの依頼がありました。
そこで私は発言しました。
今や会社が社員を育てるためにお金を使う時代ではないです。
会社が社員の人生を保障した時代には社員教育は必要でした。
社員も我慢して働いてくれました。
しかし、今や若手の社員は定年まで会社にしがみつこうとは思っていません。
会社は、自分をキャリアアップするためのツールと思っています。
だから、自分が金を出して、自分に必要な研修を受講するのです。
会社はそれを補助すべきです。
自分の人生は自分で切り開くのが若手の考え方です。
人事部門の責任者はしどろもどろになってしまいました。
本当は、あなたが人事部門の責任者なのだから、外注の研修などに頼らないで、あなたが研修講師をやるべきだと言いたかったです。
昭和の時代に生まれた管理職は、40歳までは必死に仕事をして、管理職になった途端に、ふんぞり返って仕事をしない人になっています。
妖精さんもいっぱいいます。
そんな管理職を見て、若手は嘆いているのではないでしょうか?
管理職と言えども、仕事の成果をしっかり部下に見せるべきだと思います。