若いうちは、年配の方々の言っている意味が分かりませんでした。
「苦労は買ってでもしろ。」と言われても、「苦労なんてしない方が良い。」と思えていました。
しかし、自分が年配になってからは理解できます。
やはり、人間は経験して、身にしみて分かることが多いと思います。
知識をインプットしてもアウトプットしないと意味がないと、今なら理解できます。
今まで嫌というほと言われてきたPDCAサイクルもそうです。
会社では売上目標があります。
会社は利益を上げ続けなければ倒産してしまいます。
利益追求という軸で、PDCAサイクルが回ります。
では、人生のPDCAサイクルができているかどうかです。
私のような仕事人間は、利益追求という軸で、PDCAサイクルを回してきました。
しかし、人生の軸がないままに還暦近くまで生きてきました。
果たして、自分はどんな人間になりたかったのか?
そのPLAN(計画)がなかったように思えます。
仕事だけに生きてきたから近所づきあいもありません。
近所の方とは挨拶をする程度です。
家族が離散している我が家では、家族の交流もありません。
私には、人生の軸と居場所がないことに気づきました。
まずは、それを探すことがこれからの人生の第一歩だと思います。