次男と2人暮らしの私には正月は普段の生活とあまり変わりはない。
私は1月5日までが休み。
先月から勤め始めた次男は4日までが休み。
初詣も年始参りも行かない。
初めてお節料理を通販で頼んでみた。
とりあえずお雑煮とお節料理で元旦は祝った。
次男が料理をしてくれている。
年賀状は100枚ほど出した。
ポストには年賀状が入っているのだろうがまだ見てはいない。
年末に大掃除だけはしてみた。
家中のカーテンを洗濯し、窓もきれいにしてみた。
こんなお正月が死ぬまで続くのだろう。
こんな人生になるとは想像もしていなかった。
もともと私の実家は家族が疎遠であった。
今から考えると母親がまったく愛情がない人であった。
性格が大人しい父親は、強情な母親の尻に敷かれていた。
まったく覇気がない父親であった。
2003年に亡くなったけれども。
私は早く実家を出たいといつも願っていた。
だから40年前に実家を出た後はほとんど帰らなかった。
たまに実家に帰っても、家族は何も持て成してはくれなかった。
正直行って、私は家族というものが未だにわからない。
家族に愛情が注げないのかもしれない。
親の責務は感じている。
だから次男を自立させることが生きる目的にはなっている。
次男の自立への道は何とか進み出している。
あとは自分の老後をどうするかである。
今までは仕事が生きがいであった。
未だに仕事以外の生きがいを見つけることに迷っている。