働き方改革で冬休みが長くなっている。
取引業者さんが12月25日(土)~1月9日(日)まで冬休みが多い。
これも時代の流れなのだろう。
私は昭和の時代にサラリーマンになった。
バブルの前の話になる。
仕事を通して、自分が成長したと思っている。
ガムシャラに働いた。
今でいうブラック企業であった。
朝8時30分の朝礼に始まって、夜は22時過ぎまで働いていた。
0時を過ぎることもよくあった。
住宅の営業マンをしていた。
朝礼の後は、飛び込みセールスをしていた。
昼間は飛び込みセールス。
夕方以降は留守宅の電話番号を調べて、電話かけをしていた。
電話かけの後は、事務仕事をしていた。
同期入社と一緒に会社の借り上げ社宅にルームシェアをしていた。
朝から晩まで同期入社と一緒に生活していた。
飛び込みセールスで家など売れないと思っていたが、
毎日60軒ほど飛び込みをしていると、お客様に当たり、1年間で3棟建てることができた。
ノルマは年間9700万円の売上であった。
一軒一軒回っていても99%が断られる。
当然のことである。
しかし、この断られる経験が自分を強くしたと思っている。
当時は、人生をこれからどうやって生きていくのか試行錯誤していた。
いろいろ行動して、失敗して、悩んで、立ち上がっての繰り返しであった。
ガムシャラに行動したから、成長できたのだと思う。
昨今の働き方改革は、休み方改革になってしまって、本末転倒だと思う。
世界の平均給与のデータを見ると、日本は24位である。
韓国にも抜かれてしまっている。
若いうちにガムシャラに働くことで人生で得るものが多い。
それをしない若者の未来はあるのだろうか?