私は若いうちからいろいろな資格を取得した。
大学のときに測量士補は取得した。
結婚して次男が生まれる前に、将来が不安になって
自動車の大型免許を取得した。
失業したらトラックの運転手になろうと思った。
しかし、それ以来、大型自動車を運転したことがない。
宅建士も取得した。
不動産屋になれば稼げると思った。
その後も仕事に関わる資格を多く取得した。
しかし、資格を活かして仕事をしていない。
幸いにも失業したこともない。
しかし、資格を取得して良かったと思っている。
なぜならば、目標を持って努力を続けているときは幸せだったと思えるからである。
目標を達成したときは嬉しい。
成長を感じることができるからである。
資格マニアではない。
大学のときに恩師が言っていた言葉を思い出す。
「小人閑居して不善をなす」
人間ができていない人は暇だと悪いことをしてしまう。
私のような人間ができていない人は、資格取得のために忙しく勉強していたほうが良かったのだろう。
資格は人生を保証しない。
しかし、目標を持って努力を続けるということが、後で振り返ってみると幸せだったと思う。
59歳の人生を振り返ってみて思う。