糸が切れた凧の毎日

これまで散々世間に迷惑をかけてきたので、これからは世間に恩返しをする番だと思っています。 周りの人の心に火を灯し、少しでも元気になってもらえれば、私も元気になれます。

自分の人生に意味付けする

田舎の中学校の同級生のLINEのグループに入っている。

本日久しぶりにLINEのグループに投稿があった。

同級生がテレビに出るとのことであった。

2時間番組でかなり長い時間を同級生の映る時間で占めているとのこと。

その同級生は小学校も中学校も高校も一緒であった。

彼は小学校のときには一緒に遊んだこともあった。

高校卒業して40年間以上も会っていない。

何をしているのか興味があって番組を観た。

高校時代の面影があった。

誰もが知る大手メーカーで設計技師をやっていた。

その業界では誰もが知る第一人者である。

俺たち58歳。

地元を離れて40年が経つ。

この40年間でいろいろなことがあったであろう。

大手メーカーなのでそろそろ彼も定年退職になるであろう。

LINEのグループでは、女性を中心に昔のできごとが連投されていた。

彼は、小学校の発明工夫展で最優秀賞を取っていた。

あの頃よりものづくりが好きだった。

娘さんも東京芸大を出て画家をやっている。

弟も地元で美術の先生をやっている。

彼は大学を卒業して会社に入り、研究一筋でやってきた。

今や、誰もが知るヒット商品の設計を担当している。

全国ネットのテレビに出るくらいである。

笑顔の彼を羨ましいと思った。

幸せな人生を送っているのであろう。

私も、サラリーマン人生の最終盤に来て、自分の人生に意味付けをしたいと思う。

死ぬときに自分の人生が有意義であったと思いたいからである。

自分の人生はこれで良かったとまだまだ思えない。

もうちょっと、頑張らねばと思う。

40年振りにテレビで同級生を観て、少し元気をもらえたような気がする。