糸が切れた凧の毎日

これまで散々世間に迷惑をかけてきたので、これからは世間に恩返しをする番だと思っています。 周りの人の心に火を灯し、少しでも元気になってもらえれば、私も元気になれます。

新しい生活から1週間が経ちました

次男が就職して1週間が経ちました。

彼は7時に出社して19時頃に帰宅する生活のようです。

私が布団の中にいる6時台に起きて7時くらいに家を出ています。

バスと電車で通勤しています。

私の帰宅が21時過ぎなので、自分の部屋にいる彼と会話をすることはほとんどありません。

昨日は在宅勤務だったようで、職場のノートパソコンを家に持って帰っていました。

本日は私が在宅勤務で、彼は出社していました。

話を聞くと経理の仕事を任されているようです。

3月まで通所していた施設の経営者がいくつかの会社を持っていて、新しい会社を立ち上げ、その経理の仕事をやっているようです。

何はともあれまだ1週間ですから、これからどうなるかは分かりません。

しかし、7年間も引きこもっていた次男からすれば人生の大きな飛躍であることは間違いありません。

約2年間通っていた施設の前にも、若者サポートステーションにお世話になった時期がありました。そこでは定時制高校に入学することを強く勧められました。次男が中卒であることを気にしていたからです。そこで小学校から中学校までの国語と算数・数学の教科書を買いなおし、勉強をしました。私も仕事が終わった後で、次男と毎晩1時間は一緒に勉強をしました。

4年前の話です。彼もそれなりに勉強をして定時制高校の入試を受ける予定ではいました。しかし、4年間学校に通う勇気が出ずに出願しませんでした。

自分に自信がなければ前に踏み出す勇気は出ません。

その後、通所した施設では、コツコツ勉強をして、電卓やMOS日商簿記3級・2級を取得して、社会に認められたという自信が付いたのだと思います。

他の通所者が嫌がる肉体労働も休まず続けていたようです。

継続することの大切さを覚えたことは社会復帰に繋がっていると思っています。

以前、お世話になった若者サポートステーションの責任者にもお礼のメールを私が出しました。すぐに電話がかかってきて感謝の意を伝えました。

やはり、お世話になった人には感謝の気持ちを伝えることは礼儀だと思います。

これから次男がどうなるかは分かりません。

人生の階段を一歩一歩上っていくことを見守るしかありません。

まずは試用期間を乗り越えることです。